zk/頭脳警察50 未来への鼓動:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
zk/頭脳警察50 未来への鼓動
zk/頭脳警察50 未来への鼓動
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zk/頭脳警察50 未来への鼓動

2020年7月18日公開、100分、ドキュメンタリー
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ロックバンド、頭脳警察の50年の足跡をドキュメンタリー映画化。1969年、PANTAとTOSHIによって結成され、1975年の解散後は離合集散を繰り返している頭脳警察。2019年、若きミュージシャンとともに再始動した彼らの現在と過去を追う。監督・編集は、「チンピラ」の末永賢。

ストーリー

埼玉・所沢公園に米軍の基地があったころ、PANTA(中村治雄)の父は日本人職員として働いていた。のちにPANTAは名門校に進学するも、バイク窃盗事件の冤罪が原因で退学処分となる。それにより彼は車やバイクのデザイナーになる夢を諦め、体制に対する猜疑心を抱くようになる。一方、PANTAとほぼ同じころに東京で生まれたTOSHI(石塚俊明)の父は有名企業の労組委員長だったが、会長令嬢と駆け落ちし、生まれたのがTOSHIだった。PANTAとTOSHIは17歳のとき、とある農協パーティーで出会う。1968年、ふたりが大学に進学すると、学生運動の嵐が吹き荒れていた。翌年、東大闘争の鎮圧によってその暴風が静まろうというころ、ふたりは再会し、1969年12月、頭脳警察を結成する。グループ・サウンズが支持を得ていた時代、頭脳警察はその枠にとらわれず、独自の音楽と詩の世界を追い求めた。芸能業界の紆余曲折のなか数々の事件を起こした彼らは歌謡界を離れ、ライブハウスを中心に活動するようになる。ベトナム戦争、あさま山荘事件などを経て若者たちの生き様が変わりゆくなか、頭脳警察は成田闘争の地・三里塚でのイベントに参加するなど、体制化の波に押し流される時代の風潮に逆らい続ける。そして、のちに“革命三部作”と呼ばれる『世界革命戦争宣言』『銃をとれ』『赤軍兵士の詩』が学生たちの圧倒的な支持を受け、頭脳警察は時代の寵児となる。しかし、もっと純粋な音楽への探究を模索し始めた彼らにとって、大衆に支持された現状が足かせとなっていく。1975年、頭脳警察は自ら時代のステージを降りる。PANTAとTOSHIはそれぞれの道を歩み始め、幾度も離合集散を繰り返しながら、頭脳警察は活動を続ける……。

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予告編

2020/6/26(金)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2020年
製作国
日本
配給
太秦
初公開日
2020年7月18日
上映時間
100分
製作会社
ドッグシュガー=太秦(企画・製作プロダクション:ドッグシュガー)
ジャンル
ドキュメンタリー

[c]2020 ZK PROJECT
[c]キネマ旬報社