春爛漫(1928):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
春爛漫(1928)
春爛漫(1928)
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春爛漫(1928)

1928年公開
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パテ社ドミル作品で、ジョージ・キッブ・ターナー氏の小説に基づきモント・M・カッタージョン氏が書卸した物語を「村の医者」「メリケン波止場」等と同じくルパート・ジュリアン氏が監督完成したものである。主役は「空中サーカス」「空の鍛冶屋」のスー・キャロル嬢と「当り狂言」「モガ地獄」のリチャード・ウォーリング氏との2人で、これを助けて「市俄古」のロバート・エディソン氏、アーサー・ランキン氏、イヴァン・レベデフ氏等が出演する。

ストーリー

青春の元気で体中がハチ切れそうになっているスモーク・サッチャーは自動車を走らせながら同乗の女の友達の差出したフラスコの水を呑もうとしたため自動車をぶつけてしまった。彼は近所の農家から古フォードを無断徴発して皆の集っているロードハウスへと馳けつける。と、ここへ警官が差止めに来た。が、一同いきり立っていたので、スモークが頭となってこの警官を叩った末、皆逃げてしまった。翌夜、スモークは女友達のパッシーと合う約束になっていたが、頑固な彼の父親はそれを許さなかった。しかし、スモークは父親の言葉など無視して出て行く。そしてスモークは己れが先に行き着かなければ恋仇のペット・マスタースにパッシーを独占されるのを知っていたので、隣家の自動車を無断借用して乗りつけた。そしてパッシーに、彼女のために己れが盗みをしたことを話した。パッシーは驚いてスモークに人に気付かれぬ内に自動車を元のところに返して置くことを勧める。そして2人は自動車を返しに出かけたが、跡を追って来たマスタースは己れの自動車でその行手を遮った。スモークは構わずに自動車を走らせてそれと打ち付けた。が、次でスモークが走り込んだギャレージには3人の悪漢が居て、スモークを脅迫して自動車を運転せしめた。その行先を尋ねれば彼の父親が夜業している銀行である。スモークの父親はやっとこの悪漢の手から逃れ出すと自動車に己れの息子が乗っているのを見た。さては我が子は悪漢か、と息子をやっつけようとしていると却って悪漢の1人ボートに射たれてしまう。悪漢たちはなおスモークに命じて車を走らせたが、スモークはこの時、奇計を以て彼らを警察署にと連れて行ってしまう。そして悪漢は捕えられ、スモークはために賞金8千ドルを与えられた。父親の傷は幸にして軽かった。彼はパッシーによって息子が悪漢でないばかりでなく、悪漢を捕えたことを聞かされて、息子も満更、捨てたものでもないな、と考えて喜んだ。

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作品データ

原題
Walking Back
製作年
1928年
製作国
アメリカ
初公開日
1928年
製作会社
パテ・ドミル映画


[c]キネマ旬報社