花椒の味|MOVIE WALKER PRESS
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花椒の味

花椒の味

2021年11月5日公開,118分
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父が遺した火鍋店を継ぎ、秘伝のスープを再現する過程を通して、香港、台北、重慶と別々の土地で育った三姉妹が、家族の温かさに触れて、自分自身と向き合う癒しと成長の物語。プロデューサーは2020年にヴェネチア国際映画祭で生涯功労賞を受賞したアン・ホイ。父親の死によって初めてお互いの存在を知った三姉妹には、真面目な性格のハー・ユーシュー(夏如樹)役に香港のトップスター、サミー・チェン、プロのビリヤード選手でボーイッシュな次女オウヤン・ルージー(欧陽如枝[知])役に台湾の女優メーガン・ライ、ネットショップのオーナーの三女シア・ルーグオ(夏如果)役に中国の女優リー・シャオフォンが選ばれた。脚本・監督は「烈日当空(原題)」のヘイワード・マック(麥曦茵)。また、豪華俳優たちが香港・台湾・中国から集結。ユーシューが心を開く麻酔医チョイ・ホーサン(蔡浩山)にリッチー・レン(任賢齊)、元婚約者クォック・ティンヤン(郭天恩)にアンディ・ラウ(劉德華)、ルージーの母親ジャン・ヤーリン(張雅玲)役に台湾のベテラン、リウ・ルイチー(劉瑞琪)、ルーグオの祖母リウ・ファン(劉芳)役に中国国家一級俳優のウー・イエンシュー(吳彥姝)、ふらふらして頼りないが愛情あふれる父親ハー・リョン(夏亮)役に歌手・俳優のケニー・ビー(鍾鎮濤)など。この映画の「花椒の味」とは何か。三姉妹の名前に込められた「祈り」が心に沁みわたる。

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花椒の味

本編映像

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

疎遠になっていた父が突然、店で倒れた。ユーシュー(如樹)は会社から病院に駆けつけるが、もう亡くなった後で話すこともできなかった。久しぶりに店を訪れたユーシューは、渡された父の携帯から自分の名前に似た知らない名前を見つける。葬儀の日、台北からプロのビリヤード選手でボーイッシュな次女ルージー(如枝)、重慶からオレンジの髪色で表情豊かな三女ルーグオ(如果)が現れ、初めて3 人の異母姉妹が顔を合わせる。香港島大坑(タイハン)にある、父が経営していた火鍋店「一家火鍋」は、賃貸契約がまだ残り、解約すれば違約金も発生するし、従業員もいる。ユーシューは父の店を継ぐことを決心する。しかし、誰もレシピを知らないため、常連客の望む“父の麻辣鍋”のスープが作れない。客足は少しずつ遠のく。ルージー、ルーグオも駆けつけ、三姉妹はなんとか父秘伝の味を再現しようと奮闘する。

作品データ

原題
Fagara
映倫区分
G
製作年
2019年
製作国
中国=香港
配給
武蔵野エンタテインメント
上映時間
118分

[c]2019 Dadi Century (Tianjin) Co., Ltd. Beijing Lajin Film Co., Ltd. Emperor Film Production Company Limited Shanghai Yeah! Media Co., Ltd. All Rights Reserved. [c]キネマ旬報社

  • アッキー
    アッキー
    3.5
    2ヶ月前

    あの世に行くことは引越しと同じ。今度は、人の心に住むようになるのよ

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  • ちとせ
    ちとせ
    3.5
    2ヶ月前

    中国台湾でかなり有名な俳優さんが多数出演されている映画。主人公は、香港に住む会社員、母は他界し、父は火鍋店を営んでいる。そんな父親が突然亡くなり、主人公は遺品である携帯電話の履歴から自分に2人の妹がいることを知る。各々が孤独を抱えながら生きてきた3人は、父の残した火鍋店を共に再興する中で姉妹の絆を強めていく。

    まず、3人の姉妹がそれぞれ皆魅力的。長女は厳しくてしっかり者、次女は控えめだけど芯の強い女性、三女はとっても親孝行の、チャーミングな女の子。大人になってから知り合った、という設定も、長女・次女・三女の年齢差も、物語的にすごく説得力があった。 母親の違う子供を3人も作った父親は確実にダメ男だが、この話では子供が父親を恨むようなシーンは全くなく、むしろ、火鍋店を切り盛りしていた父親を尊敬するシーンや、愛情を持って接してくれていた父親を悼むシーンが中心なので、観ていて嫌な気分にならない。

    ただ、ちょっとテーマに比べて軽いタッチになってしまったのが残念。3姉妹という設定上、父親との関係や、家庭環境の複雑さを、シーンではなくセリフを中心に描いたことが一因かと。また、比較的音楽が流れているシーンが多く、映画にしてはテレビドラマっぽいという印象も受けた。映画を観に行った感覚としては物足りなさを少し感じるところ。

    また、なぜ台湾出身という設定の次女が、広東語を理解できるのか、三女は重慶出身なのに、おばあちゃんがとってもきれいな標準語を話すところが気になった。

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  • たるたるご
    たるたるご
    5.0
    2ヶ月前

    本作の三姉妹の様に香港、台湾、中国の関係が好転することを祈らずにいられなかった。
    そして何よりも登場する役者たちがとてもいい!想像を超える存在感で作品世界を色づかせていた。
    また父娘の関係にとどまらず、三姉妹それぞれの家族の物語もとても素晴らしかった。

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