パットン大戦車軍団:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
パットン大戦車軍団
パットン大戦車軍団
3.2

パットン大戦車軍団

1970年6月27日公開、172分、戦争/伝記
0
4
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

アメリカの産んだ名将の、波瀾の生涯を描いた戦争巨編。製作はフランク・マッカーシー、監督は「猿の惑星」のフランクリン・J・シャフナー。ラディスラス・ファラーゴの原作を「雨のニューオーリンズ」のフランシス・フォード・コッポラとエドモンド・H・ノースが脚色。音楽は「刑事」のジュリー・ゴールドスミス、撮影は「空かける強盗団」のフレッド・コーネカンプ、編集はヒュー・ファウラーがそれぞれ担当。出演は「華やかな情事」のジョージ・C・スコット、「血と怒りの河」のカール・マルデン、「北京の55日」のスティーブン・ヤング、「白銀のレーサー」のカール・ミカエル・フォーグラー、「ハマーヘッド」のマイケル・ベイツなど。デラックスカラー、D150 方式。

配信で観る

ストーリー

1943年、アフリカ戦線。初陣のアメリカ第2機甲兵団は、ドイツのロンメル将軍(カール・ミカエル・フォーグラー)の指揮する軍団をかい滅させたが、味方の損害も大きかった。そこへ、パットン将軍(ジョージ・C・スコット)が着任。兵団たて直しのため、ブラッドリー少将(カール・マルデン)を副官に任じ、厳しい再訓練を開始した。彼は、ロンメルと雌雄を決する気構えだった。その機会は意外に早く訪れた。そして、エルゲッターの戦闘で、彼の軍団はロンメルの機甲兵団をみごと粉砕した。この勝利で、アメリカ軍はモントゴメリー大将(マイケル・ベイツ)のイギリス軍と、歩調を合わせることができた。アフリカ方面の戦闘が終局を告げると、パットンはシチリア島侵攻の、第2兵団司令官となった。この侵攻作戦をめぐり、速攻派のパットンと慎重派のモントゴメリーは対立したが、パットンは作戦を強行、パレルモを奪取した。しかし、戦争ノイローゼの兵隊を殴ったことから、兵団司令の任をはずされた彼は、欧州上陸作戦最高司令官の重任も、ブラッドリーにさらわれてしまった。失意のパットンは、やがてイギリスにまわされたが、そこの婦人クラブで行った講演の内容から、またも彼は上層部の譴責をうけた。やがてノルマンディ上陸作戦が成功。作戦に参加できなかったことを悔やむパットンに、名誉回復の日が到来した。ブラッドリーが、第3兵団司令官として、彼をノルマンディに呼びよせたのである。勇躍したパットンは、電撃的にドイツ軍を撃破、さらに有名なバルジの戦闘で、戦史に残る功績をあげた。やがてドイツは降伏。しかし、ソ連ぎらいのパットンは、そのためまたも物議をかもし出し、ついに失意のうちに、自動車事故でその特異な生涯を終えた。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Patton
製作年
1970年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1970年6月27日
上映時間
172分
製作会社
フランク・マッカーシー=フランクリン・J・シャフナー・プロ作品
ジャンル
戦争伝記


[c]キネマ旬報社