PITY/ある不幸な男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
PITY/ある不幸な男
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PITY/ある不幸な男

2021年10月8日公開、99分、ホラー
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カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」のエフティミス・フィリップが脚本を手掛けたサイコスリラー。事故で昏睡状態に陥った妻を抱え、周囲に支えられて暮らす男。妻が目覚めた時、男の狂気が覚醒する。監督のバビス・マクリディスはギリシャの新鋭。

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ストーリー

ティーンエイジャーの一人息子と小綺麗な家に暮らし、健康で礼儀正しく、概ね身だしなみもいい一見何不自由ない弁護士の男。しかし、彼の妻は不慮の事故により、昏睡状態に陥っていた。その日常は妻を想ってベッドの隅で咽び泣き、取り乱すことから始まる。彼の境遇を知り、毎朝ケーキを差し入れる隣人、割引をするクリーニング屋、気持ちに寄り添う秘書など、同情心から親切になる周囲の人々。この出来事がもたらした悲しみは、いつしか彼の心の支えとなり、次第に依存してゆく。そんなある日、奇跡的に妻が目を覚まし、悲しみに暮れる日々に変化が訪れる。やがて楽園を失った男は自分自身を見失い、暴走していく……。

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作品データ

原題
Oίκτος
映倫区分
G
製作年
2018年
製作国
ギリシャ=ポーランド
配給
TOCANA(提供:シノニム)
初公開日
2021年10月8日
上映時間
99分
製作会社
Neda Film
ジャンル
ホラー

[c]2018 Neda Film, Madants, Faliro House
[c]キネマ旬報社