
ばちらぬん
公開未定,78分
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1972年の沖縄本土復帰によって与那国島は日本最西端の「国境の島」になった。「ばちらぬん」は与那国島の言葉で「忘れない」という意味をもつ。悠久の時間が流れる島の記憶、その地に暮らしてきた人々の記憶をたどる与那国島出身の新人監督・東盛あいかのドキュフィクション。島の生命力溢れる映像美、監督自身が主演し、全編通して話される与那国語が大きな話題を呼んだ。2021年ぴあフィルムフェスティバルグランプリを獲得。2021年東京国際映画祭上映作品。新宿K’s cinema、吉祥寺アップリンク他で全国順次ロードショーされる「沖縄本土復帰50周年映画特集」で「ヨナグニ ~旅立ちの島~」と共に劇場公開。
ストーリー
※結末の記載を含むものもあります。
東京から南西に約1,900km離れた与那国島。この島の面積は東京の板橋区ほどしかない。台湾とは約111kmの距離にあり、年に数回、台湾の山並みが見えることもある。荒々しい波が打ち付ける断崖絶壁の景観は荘厳な力強さがあり、自然・文化・歴史すべてが八重山諸島のどの島にもない独特の雰囲気をもつ。その与那国島の日常や祭事を取材したドキュメンタリーと、花、果実、骨、儀式などをモチーフに幻想的に描かれる世界が交差しながら物語は進む。現実とフィクションはやがて溶け合い、ジャンルの枠を超えた映像によって島に紡がれてきた歴史、文化、人々の記憶がスクリーンに映し出される。
スタッフ
監督、脚本、編集、美術、与那国語指導
東盛あいか
撮影、VFX、カラーグレーディング
温少杰
録音、整音
西垣聡美
録音、整音
村中紗輝
撮影照明助手、メイキング
西川裕太
制作、録音助手
木村優里
衣装
平井茉里音
作品データ
- 映倫区分
- G
- 製作年
- 2021年
- 製作国
- 日本
- 配給
- ムーリンプロダクション
- 上映時間
- 78分
[c]キネマ旬報社