秘密の儀式:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
秘密の儀式
秘密の儀式
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秘密の儀式

1969年10月4日公開、サスペンス・ミステリー
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マルコ・デネヴィの短編小説を、ジョージ・タボリが脚色、「できごと」のジョセフ・ロージーの監督によるサスペンス・ドラマ。撮影は、ジェラルド・フィッシャー、音楽は、リチャード・ロドニー・ベネットが担当。衣装は、スーザン・イェランド、編集は、レジナルド・ベックが担当した。製作はジョン・ヘイマンとノーマン・プリゲン。出演は、エリザベス・テイラー、「ローズマリーの赤ちゃん」のミア・ファロー、ロバート・ミッチャム、他に英国の舞台女優のパメラ・ブラウン、ディム・ペギー・アシュクロフトなど。

ストーリー

レオノーラ(エリザベス・テイラー)は、中年の娼婦。自分の不注意から最愛の娘を死なせたショックから立ち直れず、ロンドンの安アパートで、無気力な日々を送っていた。そんな時レオノーラは、不思議な少女、チェンチ(ミア・ファロー)に会った。チェンチは、レオノーラを、“マミー”と呼び、自分の宏壮な邸へと、案内するのだった。そこでレオノーラは、チェンチの亡き母が、レオノーラにそっくりだったことを知った。つきまとい甘えるチェンチに、いつしかレオノーラも、彼女に愛情を感じるようになった。請われるままチェンチと暮らすようになったレオノーラは、チェンチの伯母たち、ヒルダ(パメラ・ブラウン)とハンナ(ペギー・アシュクロフト)から、チェンチの義父で、身持ちの悪いアルバート(ロバート・ミッチャム)の存在を聞いた。ある日、レオノーラの留守に、邸にアルバートが現れ、チェンチに卑猥なことをしゃべり帰っていった。アルバートが帰った後、チェンチは興奮し、戻って来たレオノーラに、まるで自分が暴行されたかのようにふるまうのだった。それからしばらくして、レオノーラとチェンチは、休暇を、海岸で過ごすことになった。そこでも、チェンチは、服の下に人形を入れ、妊娠したようにふるまうのだった。チェンチの芝居を見破ったレオノーラは、彼女の真意が分からず、不安にかられた。ある夜、レオノーラは、海岸で抱き合う2人連れを見たが、彼女にはそれが、チェンチと、アルバートのように思えるのだった。ロンドンに行ってから、チェンチの態度は変わり、ついにレオノーラを、邸から追い出した。その後、チェンチは多量の睡眠薬を飲み、息絶えた。これを知ったレオノーラは、チェンチの葬式の日、「チェンチを自分から奪ったのは、アルバートだ」と、怒りのあまり、彼をナイフで刺殺したのだった。

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作品データ

原題
Secret Ceremony
製作年
1968年
製作国
アメリカ イギリス
配給
ユニヴァーサル
初公開日
1969年10月4日
製作会社
ジョン・ヘイマン・プロ
ジャンル
サスペンス・ミステリー


[c]キネマ旬報社