ビッグ・アメリカン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ビッグ・アメリカン
ビッグ・アメリカン
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ビッグ・アメリカン

1977年6月4日公開、104分、西部劇
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開拓時代が終ったあとのバッファロー・ビルの生きざまを描く。'76年度ベルリン国際映画祭金熊賞(グランプリ)受賞作品。製作総指揮はデイヴィッド・サスキンド、製作・監督は「ナッシュビル」のロバート・アルトマン、脚本はアラン・ルドルフとR・アルトマン、撮影はポール・ローマン、美術はジャック・マクステッド、衣裳はアンソニー・パウエル、音楽はリチャード・バスキンが各々担当。出演はポール・ニューマン、バート・ランカスター、ジョエル・グレイ、ジェラルディン・チャップリン、フランク・カックィッツなど。

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ストーリー

1885年。開拓時代は終わりをつげ、人々はこの時代に郷愁をいだくようになった頃、ビル(ポール・ニューマン)のワイルド・ウエスト・ショーは、人気を博していた。でもビルには悩みがある。彼を売り出してくれた作家のネッド(バート・ランカスター)だった。ネッドはショーに居着き、自分がビルをスターにした、としゃべりまわっているのだ。そして、新加入したスー族の酋長ブル(フランク・カックィッツ)のあつかましさにも悩まされるビルだった。そして、離婚問題もかかえ、彼の身辺はあわただしい。だが、新しいショーの準備は進んでいた。アニー(ジェラルディン・チャップリン)の曲射ちも人気を集めそうだ。やがて、初日が来た。悪いインディアンとして紹介されるブル。観客は拍手を送った。彼こそ真のスターかもしれない、とビルは思うのだった。数日後、22代大統領が夜間公演にやって来て、ショーの後にはパーティが開かれた。ブルの申しいれも相手にしない大統領に、ビルは芝居気まじりに、自分のベッドを提供する。「私は月光の下でコヨーテの声を聞いて休みます」と。その足でバーに行ったビルにネッドが話しかけにきた。「君は私を追い越した。さようなら、ビル。地獄であおう」。ネッドは闇の中にその姿を消していった。胸をなでおろすビル。そして、ブルとの別れも突然やって来た。ある夜、夢の中でブルと語り合ったビルは、彼がもう生に執着していないのを知る。翌日、満員の観客を前にビルの決闘シーンが行なわれた。かつてない程晴れがましい顔のビル。ネッドが去り、ブルが死に、1人スターの喜びを満喫する彼は、錯覚に酔っているかのようにもみえた。

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作品データ

原題
Buffalo Bill and the Indians,or Sitting Bull's History Lesson
製作年
1976年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
初公開日
1977年6月4日
上映時間
104分
製作会社
ディーノ・デ・ラウレンティス・プロ作品
ジャンル
西部劇


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