インフル病みのペトロフ家:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
インフル病みのペトロフ家
インフル病みのペトロフ家
3.3

インフル病みのペトロフ家

2022年4月23日公開、146分、コメディ/ヒューマンドラマ
R15+
11
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ロシア演劇界の鬼才キリル・セレブレンニコフが、強烈なブラックユーモアで国内にセンセーションを巻き起こしたベストセラー小説を映画化。2004年のエカテリンブルグ。インフルエンザが流行する中、高熱を出したペトロフは、妄想と現実の狭間を往来する。出演は「LETO -レト-」のセミョーン・セルジン、「グッバイ、レーニン!」のチュルパン・ハマートワ。セレブレンニコフは、国の演劇予算横領疑惑を掛けられて軟禁状態の中で脚本を執筆、カンヌ国際映画祭でフランス映画高等技術委員会賞を受賞したいわくつきの作品。

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ストーリー

2004年のロシア、エカテリンブルグの街。インフルエンザが流行する中、高熱を出したペトロフ(セミョーン・セルジン)は、車の運転もできず、トロリーバスに乗り込む。すると、そこはまるで狂人ばかりの世界のようだった。ペトロフは、乗客の声に誘われるように、政治家たちを銃殺したり、妄想と現実を行ったり来たり。そこへ友人のイーゴリ(ユーリー・コロコリニコフ)が現れ、ペトロフをトロリーバスから強引に降ろすと、霊柩車の中での酒盛りへ。続いてイーゴリは、知人の哲学者ヴィーチャ(アレクサンドル・イリイン)の家に押しかけると、さらに3人で酒を飲む。やがて熱と酔いで意識が朦朧としたペトロフは、まだ国がソヴィエトだった子ども時代のヨールカ祭りの記憶へと回帰していく。一方、ペトロフの離婚した妻ペトロワ(チュルパン・ハマートワ)は、自分が働く図書館の客にうんざりしていた。家に帰れば、息子が熱を出している。自分もインフルエンザに罹ったかもしれない。そして、息子の熱はどんどん高くなり……。

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作品データ

原題
Петровы в гриппе
映倫区分
R15+
製作年
2021年
製作国
ロシア
配給
ムヴィオラ
初公開日
2022年4月23日
上映時間
146分
製作会社
Bord Cadre films=ARTE France Cinema=Logical Pictures=Charades=Razor Film Produktion=Hype Production (RU)
ジャンル
コメディヒューマンドラマ


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