掘る女 縄文人の落とし物:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
MENU
掘る女  縄文人の落とし物
掘る女  縄文人の落とし物

掘る女 縄文人の落とし物

公開未定,111分
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

縄文遺跡の発掘調査に携わる女性たちを記録したドキュメンタリー。同じ現場に30年通い続ける調査員、求人チラシを見て応募した作業員、考古学に夢中の大学院生等々。男仕事と思われがちな遺跡発掘で、汗水流しながらスコップを地面に這わせる彼女たちの姿を追う。ナレーションを「銀河鉄道999」のメーテル役で知られる池田昌子が担当。監督は「氷の花火 山口小夜子」の松本貴子。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

長野県の山中。星糞峠の遺跡発掘現場で調査員として働く大竹幸恵さんは、そこに30年間通い続けている。大昔、同じ場所で縄文人たちは天然ガラスの黒曜石を掘っていた。その遺跡が出てくるのだ。小学6年生の時に土器を拾って以来、大竹さんは考古学一筋の人生。今では10名の作業員を率いて、毎日、泥まみれになって遺跡を掘る。だがもうすぐ定年を迎えることに……。一方、岩手県の洋野町にある北玉川遺跡では発掘が始まったばかり。作業員を指揮しているのは、調査員の八木勝枝さん。ここは作業員の女子率が高く笑いが絶えない。八木さんは土偶が大好きで、これまで発掘してきた数々の土偶を愛おしそうに紹介する。以前、文化財レスキューをしていた八木さんは、東日本大震災の被災地で思い出の品を必死で探し続ける人たちの姿を見て、遺跡はその土地の思い出の品であり、地元の人たちが生きていくために欠かせないものだと言う……。神奈川県の稲荷木遺跡は、調査員8名、作業員200名という巨大な現場で、次々と土器や土偶が出てくる。作業員として働く池田由美子さんは、20年以上のベテラン。現在、珍しい釣手土器を発掘中の池田さんは、ポストに入っていた求人チラシを見て応募。働き始めてすぐに珍しい土器を発見し、発掘作業にはまった。発掘は考古学に縁がなかった女性たちの人生を変えることもある。のちに国宝になった合掌土偶を発掘した作業員の山内良子さんと林崎恵子さんは、その時の思い出を熱く語る……。栃木県の中根八幡遺跡では大学生たちが発掘を行なっていた。その中の一人、大学院生の伊沢加奈子さん。中高生の頃は両親が手を焼くほど反抗的だったが、考古学が彼女を変えた。考古学に夢中になって大学生活を送った伊沢さんは大学卒業後、地元の歴史民族資料館に就職。働くようになって文化財を守る必要性を考えるようになった、と伊沢さんは言う。その頃、星糞峠の発掘が終了。現場は埋められ、そこに建立されたミュージアムに発掘現場から削り取った地層が展示される。北玉川遺跡も稲荷木遺跡も埋められて、新しい道路が作られる。考古学は掘っては埋めての繰り返し。そして新しい現場では、今日も汗水流している“掘る女”の姿があった……。

作品データ

製作年
2022年
製作国
日本
配給
ぴけプロダクション(配給協力:プレイタイム)
上映時間
111分
製作会社
ぴけプロダクション

[c]キネマ旬報社

映画レビュー

4.0 /1件

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?