復讐に来た男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
復讐に来た男
復讐に来た男
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復讐に来た男

1956年9月6日公開
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19世紀後半、アメリカ南西部の廣野を背景にした、恩愛に生きる男の物語。「顔役時代」を著したノーマン・A・フォックス原作を「凡ての旗に背いて」のジョセフ・ホフマンが脚色、「死闘の丘」のレスリー・セランダーが監督、撮影は「赤い砦」のウイルフレット・M・クライン。音楽は「アロウヘッド」のポール・ソーテル。出演は「平原の落雷」のランドルフ・スコット、「画家とモデル(1955)」のドロシー・マローン、「原爆下のアメリカ」のベギイ・キャッスル、その他ビル・チング、ジョン・バラグレイなど。

ストーリー

1870年代、モンタナの廣野。ラリイ・マッドン(ランドルフ・スコット)は5年前の怨みを晴らすためリトル・リヴァの街へと向う。途中、岩山で3人の男と射合うレックス・ウィラード(ビル・チング)に加勢、一名を倒し窮地を救う。彼はラリイがかつて恋したコリンナ(ドロシー・マローン)の夫であった。彼女の父、大牧場主タッカーは前にラリイが娘を誘惑したと考え、彼を鞭打った。ラリイが戻った理由はタッカーへの復讐。街に入ったラリイはボスのシボ・ベルロから仲間になれとの申し出を断わる。ラリイの雇っている弁護士ラディントンは、タッカーの牧場は事実上、官有地と告げる。やがてラリイの射殺した男の死体が運び込まれ、シボの腹心、公安官バークレイは殺人容疑でレックスを連行。ラリイは酒場の唄い女でコリンナの親友リヴァ(ペギー・キャッスル)の伝言から、コリンナに会うが、レックスが殺人罪で起訴されたと知ったものの、寃罪を証言しようとしない。帰途、彼はシボの手下、殺し屋ペソ・キッド一味に狙撃、応射したが傷を負い後を追ってきたリヴァの助勢で救われる。バークレイとレックスは裁判のため駅馬車で出発。その後をキッドが追跡。危険を知ったラリイが追いついた時キッドはレックスを射殺、逃走。街へ戻ったラリイは自分がレックス殺しとされているのに怒りバークレイを叩きのめして群集に真相を語らせ、コリンナにも真実を告げる。その後、路上にバークレイの死体、傍にはキッド愛用の貨幣が。ラリイは宿敵タッカーと、とある空家で決闘。だが傷ついた彼が盲目に近いことを知り後悔する。やがて連邦裁判所執行官がタッカーの土地開放の布告を持ち到着。リヴァはラディントンがシボと結託、牧場横領を狙うと知ったシボとキッドの手で檻禁。隙をみて逃げたリヴァはキッドの弾に重傷を負うがラリイに総てを告げる。キッドはタッカーを殺そうとしてラリイに射殺される。翌日の土地獲得競争、ラリイはシボ一味の妨害を突破。牧場へ一番乗りし、先廻りしていたラディントンやシボを倒す。彼は今や誤解も晴れたタッカーに牧場を返し、コリンナと新生活へ入る決意をした。

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作品データ

原題
Tall Man Riding
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー・ブラザース
初公開日
1956年9月6日
製作会社
W・B映画


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