フランケンシュタイン復活:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フランケンシュタイン復活
フランケンシュタイン復活
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フランケンシュタイン復活

1939年公開、ホラー/サスペンス・ミステリー
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フランケンシュタイン続々篇で「ロビンフッドの冒険」「放浪の王者(1938)」のバジル・ラスボーン、「フランケンシュタイン(1931)」「フランケンシュタインの花嫁」のボリス・カーロフ、「魔人ドラキュラ」「黒猫」のベラ・ルゴシが主演し、「3人の仲間」「グレート・ワルツ」のライオネル・アトウィル、「科学者の道」「山の法律」のジョセフィン・ハッチンソンが共演する。製作・監督には「青春問答」「ある雨の午後」のローランド・V・リーが当り、脚本はウイリス・クーパーが書卸したもので、撮影は「青春問答」「スイングの女王」のジョージ・ロビンソンが主宰している。

ストーリー

怪物を創造して一世を震撼せしめたフランケンシュタインの死後、その息子も立派な科学者となり、父の遺言によって妻エルサと息子ピーターを伴い、祖先以来の住家たる古城へ帰って来た。そして父の残した秘録を読んで、彼も怪物に科学者らしい衝動を覚えるのだった。村の住民たちはウォルフが再び怪物を動かして惨虐な事件を起すのではないかと怖れ、暴動を起しそうな気配である。子供の頃、怪物に腕を噛みとられた警察部長クローグが訪れ、村の平和を壊さないに念を押して帰った。ウォルフは城内にある父の研究室を探索すると、そこにはイゴールというなかば気の触れた人物がいた。彼に導かれて地下の納骨室へ入ると、死んだはずの怪物は電撃にあったまま永き仮死状態に陥って生きているのだった。ウォルフは科学者の研究欲にそそられ、この怪物を真人間に還元して生前父の受けた悪評を回復せんとし、召使ベンソンとイゴールの助力を借りてあらゆる実験を試みたところ、怪物は怒号を発して眼を開いたが、再び仮死状態に陥って実験は失敗に帰した。その後間もなく子供のピーターが、巨人が現われて面白かったと父母に話した。ウォルフは驚いて研究室へ行って見ると、怪物もイゴールも姿をくらましていた。しばらくしてベンソンが行方不明になったが、数日後ピーターは怪物から1個の時計を貰った。それはベンソンの時計である。捜索の結果ついに秘密の通路でベンソンの惨死体が発見された。その後再び村には惨虐な殺人事件が次々に起った。それはかつてフランケンシュタイン一世の創った怪物が犯したのと、同じ殺人であった。クローグ部長はウォルフが怪物を操っているのだと嫌疑をかけた。躍起となったウォルフはついにイゴールが怪物をそそのかしているのを知った。彼は村人への古い恨みを復讐するため、怪物を動かして数々の惨虐な殺人事件を起していたのである。ウォルフはイゴールを責めたが反省する模様もないので、とうとう彼をピストルで射殺してしまった。イゴールの死を知った怪物は物すごくほえ猛り、傍に落ちていたピーターの絵本を見て、仲良しの少年がイゴールを殺したのだと思い、彼を捕えて逃げ出した。ウォルフは今は研究欲も打ちすてて、突嗟に煮えたぎる硫黄熱湯泉の中へ怪物をつき落し、惨虐な悪魔を葬ってしまった。今は恐怖も不安も消え、平和に戻った村人たちに送られ、フランケンシュタイン博士は妻子を連れて都へ去った。

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作品データ

原題
Son of Frankenstein
製作年
1939年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル支社
初公開日
1939年
製作会社
ユニヴァーサル映画
ジャンル
ホラーサスペンス・ミステリー


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