フランス航路:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
フランス航路
フランス航路
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フランス航路

1954年5月22日公開、102分、ミュージカル
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「地獄の狼」のエドモンド・グレインジャーが製作するテクニカラー色彩の3・Dミュージカル1954年作品。マッティ・ケムプとイザベル・ドーンのストーリーより「彼女は2挺拳銃」のコムビ、メアリー・ルースとリチャード・セイルが脚色、「北大西洋」のロイド・ベイコンが監督した。撮影は「紳士は金髪がお好き(1953)」のハリー・J・ワイルド、音楽は「アンデルセン物語」のウォルター・シャーフ。「紳士は金髪がお好き(1953)」のジェイン・ラッセルが主演し、「白昼の脱獄」のギルバート・ローランド、「地獄の狼」のアーサー・ハニカットが共演、以下TV女優メアリー・マッカーティ、「人生模様」のジョイス・マッケンジーなどが出演。

ストーリー

テキサスの女100万長者メアリー・カースン(ジェイン・ラッセル)は、後見人のウェイコがうるさいため、いまだに結婚できずにいたが、こんどこそはと思ってフランス航路の豪華船に新婚旅行の船室を予約した縁談が、またもや破談になってしまった。仕様がないのでウェイコと2人で旅行することにした。ニューヨークのホテルに一先ずつくと、メアリーは幼友達の有名ディザイナー、アニー(メアリー・マッカーティ)を訪れた。パリで開かれる世界ファッション・ショウに参加するため、アニーも同じ船でパリへ行くときいて、メアリーはアニーお抱えのモデルの1人マートル(ジョイス・マッケンジー)に自分の寝室を提供して偽のメアリーになってもらい、自分はマートルと称してアニーと同室することにし、ウェイコには1人で乗船すると宣言した。心配したウェイコはホテルで会ったフランス俳優ピエエル(ギルバート・ローランド)に彼女の監督を依頼したが、ピエエルは乗船するとき会った本物のメアリーにいたく心惹かれ、たのまれた監視は給仕まかせにして、メアリーを本物とは知らずに打込んだ。しかし、ピエエルは偽メアリーのマートルから、本物を教えられてびっくり、折しもウェイコからかかってきた長距離電話で、メアリーと結婚するとどなった。それをきいたメアリーは、彼が偽メアリーと結婚するのだろうと思込んで落胆し、船がパリについたとたん姿を消してしまった。そして、ファッション・ショウの開幕直前にアニーの許へ姿を現したので、アニーは彼女をマートルの代役に仕立てた。ビキニ型ドレスを着けた彼女の出場が終ったとき、楽屋にピエエルがとびこんできた。メアリーはようやく理想の夫を見つけたようだ。

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作品データ

原題
The French Line
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ日本支社
初公開日
1954年5月22日
上映時間
102分
製作会社
RKOラジオ映画
ジャンル
ミュージカル


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