TOCKA [タスカー]:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
TOCKA [タスカー]
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TOCKA [タスカー]

2023年2月18日公開、119分、社会派/ヒューマンドラマ
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死を決意した男とそれを叶えようとする男女。3人の彷徨の旅を描く物語。北海道のオホーツク海沿岸の街で中古電器店を営む谷川章二は、人生に行き詰り、娘に保険金を残して死のうと思っていた。彼はそれぞれ人生に疲れた本多早紀、大久保幸人と出会うが……。出演は「映画 深夜食堂」の金子清文、「ワタシの中の彼女」の菜葉菜、NHK 連続テレビ小説『舞いあがれ!』の佐野弘樹。監督は、これが「YUMENO ユメノ」以来、17年ぶりの長編映画となる鎌田義孝。

ストーリー

北海道の根室にあるオホーツク海沿岸の街。ロシア人相手の中古電器店を営む谷川章二(金子清文)は、自分を殺してくれる人を捜していた。経営に行き詰まり、妻と息子に先立たれ、小学生の娘を老親に預けている彼は、せめて娘に多額の保険金を残して死のうと思っていたのだ。歌手活動をしていた本多早紀(菜葉菜)は、売れないまま 40歳近くになり、東京の芸能事務所をやめ、親に内緒で故郷の北海道に戻ってきた。結婚を考えていた相手とも、彼の浮気が原因で別れ、借金に追われていたが、それが理由というわけではなく、なんとなく生きる意味を失っていた。大久保幸人(佐野弘樹)は、詐欺まがいの廃品回収会社に勤める傍ら、盗んだ灯油を売り歩いて生計を立てていた。父親は不在で、女手ひとつで育ててくれた母は入院中。同居する妹は、行方知れずの男の子どもを妊娠しており、先の見えない生活に疲れていた。章二は、自殺サイトで早紀と知り合い、自殺では保険金の額が少ないため、事故に見せかけて殺してくれと彼女に依頼する。しかも彼はある理由から、妻の遺体を自宅に隠していた。それを知った早紀と共に、妻を埋葬するため、深夜の空き地で穴を掘っているところを、廃品を不法投棄しにきた幸人に見つかる。事情を知った幸人は、早紀と一緒に章二の希望をかなえようと計画するが……。

予告編・関連動画

実際に起きたある嘱託殺人未遂事件をモチーフにした社会派ヒューマンドラマ『TOCKA タスカー』予告

予告編

2022/11/25(金)更新

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作品データ

映倫区分
G
製作年
2022年
製作国
日本
配給
鎌田フィルム
初公開日
2023年2月18日
上映時間
119分
製作会社
鎌田フィルム(制作プロダクション:コンチネンタルサーカスピクチャーズ/制作協力:ティー・アーティスト=風の色/制作=スタンス・カンパニー)
ジャンル
社会派ヒューマンドラマ

[c]2022 KAMADA FILM
[c]キネマ旬報社