コンパートメントNo.6:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
コンパートメントNo.6
コンパートメントNo.6
3.8

コンパートメントNo.6

2023年2月10日公開、107分、ヒューマンドラマ
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カンヌ国際映画祭グランプリを受賞したロードムービー。1990年代のモスクワ。フィンランド人留学生ラウラは恋人と行く予定だった旅行をドタキャンされ、一人で寝台列車の6号コンパートメントに乗り込む。そこでロシア人労働者リョーハと乗り合わせ……。ロサ・リクソムの同名小説を原案に映画化したのは、「オリ・マキの人生で最も幸せな日」のユホ・クオスマネン。出演は、本作でフィンランド・アカデミー賞主演女優賞を受賞したセイディ・ハーラ、「AK 47 最強の銃 誕生の秘密」のユーリー・ボリソフ、「動くな、死ね、甦れ!」のディナーラ・ドルカーロワ。

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ストーリー

1990年代のモスクワ。フィンランド人留学生ラウラ(セイディ・ハーラ)は、美しい大学教授イリーナ(ディナーラ・ドルカーロワ)と付き合っているが、イリーナは仲間たちにラウラのことを“フィンランド人の友達”としか紹介しない。二人は一緒にムルマンスクにペトログリフ(岩面彫刻)を見に行く旅を計画するが、イリーナが行けなくなり、ラウラは一人で旅立つ。モスクワ発の寝台列車に乗り込むと、二等車の6号コンパートメントの向かいのベッドに、ロシア人の男リョーハ(ユーリー・ボリソフ)がいた。同じくムルマンスクに行くという彼から「この列車で売春しているのか?」と言われ、堪えきれず席を立ったラウラは女性車掌に移動を願い出るが、我慢するよう言われる。列車がサンクトペテルブルクに到着する。ラウラはモスクワに戻ることを決め、イリーナに電話をするが、帰ると言い出せずに列車に戻る。彼女のいない間、リョーハが彼女の席に赤ん坊を抱えた親子を座らせていたので、ラウラは食堂車に向かう。するとリョーハも着いてきて、ムルマンスクに行く理由を尋ねてくる。ペトログリフを見に行くと知ったリョーハは驚く。彼は鉱山に働きに行くという。列車は夜更けにペトロザボーツク駅に着き、ここで一泊する。知人の家に行くというリョーハの誘いを断り、ラウラは行く当てもなく街へ出る。しかし、トラブルに巻き込まれたところを通りかかったリョーハに助けられ、彼と同行することに。リョーハが彼女を連れて行ったのは、彼らの母親ほどの年齢の一人暮らしの女性の家だった。女性は二人をもてなし、楽しい一夜を過ごす。二人はすっかり打ち解け、ラウラはイリーナが恋人であることを打ち明ける。終着駅が近づき、二人はキスを交わすが、リョーハは別れも告げずに電車を降りてしまい、ラウラは一人でホテルに向かう。翌朝、ラウラがホテルの従業員にペトログリフを見に行きたいと言うと、冬の間はツアーが休みであると告げられ……。

予告編・関連動画

同じ寝台列車に乗り合わせた二人の出会いと交流を描いたロードムービー 『コンパートメントNo.6』予告

予告編

2022/12/13(火)更新

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作品データ

原題
Hytti nro 6
映倫区分
G
製作年
2021年
製作国
フィンランド=ロシア=エストニア=ドイツ
配給
アット エンタテインメント
初公開日
2023年2月10日
上映時間
107分
製作会社
Aamu Film Company=Achtung Panda=Amrion Productions=CTB Film Company
ジャンル
ヒューマンドラマ

[c]2021 - AAMU FILM COMPANY, ACHTUNG PANDA!, AMRION PRODUCTION, CTB FILM PRODUCTION
[c]キネマ旬報社

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