ブワナの悪魔:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ブワナの悪魔
ブワナの悪魔
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ブワナの悪魔

1953年5月9日公開
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かつてラジオのライターとして活躍していたアーチ・オボラアが自らのプロを設立して、脚本、監督にもあたった1952年作品で、ナチュラル・ヴィジョンによる“3次元”映画のトップを切った。ナチュラル・ヴィジョン会社長M・L・ガンツバーグが同方式技術の顧問にあたっている。撮影はジョセフ・バイロック、音楽はゴードン・ジェンキンズが担当する。「美女と闘牛士」のロバート・スタック、「死闘の銀山」のバーバラ・ブリトン、「ライムライト」のナイジェル・ブルース以下、ラムゼイ・ヒル、ポウル・マクヴェイらが出演する。

ストーリー

19世紀末、英領アフリカの奥地に鉄道敷設作業が続けられていたが、指揮者パークハースト少佐はインド人労働者の扱いが苛酷で、老医師マックレーン博士(ナイジェル・ブルース)や若い技師ロバート・ヘイワード(ロバート・スタック)とは意見が合わなかった。当時この土地には、鉄道の進出を嫌う2頭の凶悪ライオンが現れ次々と人々を殺すので、労務者達はおびえきっていた。この被害をひた隠しにしていた少佐がさそりに噛まれて死んだ後、工事の指揮はロバートがとることになったが、ライオンの暴行は更に烈しく、罠も、マサイ原住民の攻撃も役に立たなかった。事件は本国の新聞にまで書きたてられ、現場は町から孤立してしまった。やっとライオン狩りが到着した時、ロバートは一行中に妻のアリス(バーバラ・ブリトン)をみつけた。その夜停車した列車に現れた2頭のライオンは狩りの人々や老博士まで食い殺した。ロバートは、妻を帰国させるため汽車の修理を急ぐ一方ライオンを防ぐ壕の構築にも余念がなかったが、マサイ原住民はライオンが暴れるのは鉄道のおかげだと彼に槍を投げつける始末である。ある日、アリスが可愛がっていた黒人の子が行方不明になり、探しに出かけたロバートと彼女は、子供を殺した2頭のライオンを見た。ロバートはアリスを守りながら先ずその1頭を射とめ、こわれた銃を振りかざしてついに残る“ブワナの悪魔”を叩き伏せた。

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作品データ

原題
Bwana Devil
製作年
1952年
製作国
アメリカ
配給
日本U・A=松竹
初公開日
1953年5月9日
製作会社
UA


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