プラチナ・ブロンド:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
プラチナ・ブロンド
プラチナ・ブロンド
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プラチナ・ブロンド

1931年公開、90分、恋愛
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「狂乱のアメリカ」「たそがれの女」と同じくフランク・キャプラ監督作品で、舞台俳優のロバート・B・ウィリアムスが、「独立守備隊」「天晴れウォング」のロレッタ・ヤング、「街の野獣(1932)」「鉄青年」のジーン・ハーロウと共演するもの。原作はハリイ・E・チャンドラーとダグラス・W・チャーチルが共同して書き下ろし、「たそがれの女」「十仙ダンス」のジョー・スワーリングが改作し、「海底二千尺」「奇跡の処女(1931)」のドロシー・ハウエルが台本を作成した。助演者は「農園のレベッカ」のルイズ・クロッサー・ヘイル、「犯罪都市(1931)」のウォルター・カトレット、「モンテカルロ」のクロード・アリスター、その他で、撮影は「たそがれの女」「希望の星」のジョセフ・ウォーカーの担当である。

ストーリー

富豪として名高いスカイラー家の息子マイケルと一コーラスガールとの婚約破綻に関するネタを取りに出かけた新聞記者スチュウ・スミスはなかなか利口な男で、スカイラー一家にとっては相当迷惑になることまでも嗅ぎだした。スカイラー家の令嬢アンはそれを新聞に書いてくれるなとスチュウに頼んだが、彼はニュースはあくまでもニュースとして報道するのだ、と主張して聞き入れなかった。その代わりに問題のコーラスガールが恐喝のために使っていたマイケルの手紙を返す事を約束した。これがためアンはスチュウにすくなからず好意を持つようになり、スチュウも憎からず思ううちに、いつか彼女に結婚を申し込むほどにのぼせた。アンはスチュウを利用しようという気持ちもあって、ある日二人は駆け落ちをした。アンの母親のスカイラー夫人は嘆く、新聞は得たりと書き立てる。大変な騒ぎとなった。が一番落胆したのは、かねてスチュウに恋していた婦人記者ギャラガーだった。さてアンはスチュウと結婚はしたけれどスチュウの僅かばかりの給料に満足する彼女ではない。アンは母親に無心して、その仕送りで贅沢三昧に暮らした。これにはスチュウもすっかりクサらされた。ある日アンはギャラガーと会った。ギャラガーとスチュウは友達つきあいをしていたため、色恋沙汰はなかったのであるが、アンは二人の仲を邪推して嫉妬に猛り狂った。スチュウは益々アンに愛想を尽かすとともに、自分が愛すべき女性はギャラガーであったと痛感した。クサリ切ったスチュウは出席すべきあるパーティーに顔出しをせず、自分の部屋にギャラガーを呼び、予て企てていた戯曲を執った。そこへアンが帰宅し散々ギャラガーに毒舌を浴びせて追いだした。するとスチュウも彼女を追って飛び出した。スチュウは知り合いの弁護士の世話でアンと離婚し、ギャラガーと結婚した。

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作品データ

原題
Platinum Blonde
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社
初公開日
1931年
上映時間
90分
製作会社
コロンビア映画
ジャンル
恋愛


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