米国撃滅艦隊:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
米国撃滅艦隊
米国撃滅艦隊
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米国撃滅艦隊

1931年公開、戦争
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「滅び行く凱歌」「ペインテッド・デザート」のビル・ボイドを助けて、「鉄青年」「暴露戦術」のロバート・アームストロング、「ビッグ・マネー」のジェームズ・グリースン、及び「三太郎大西洋横断」「熱愛四重奏」のジンジャー・ロジャースが共演する映画で、ハーバート・A・ジョーンズ中佐の「ミステリー・シップ」を、リュウ・リプトンが脚色し、「熱砂の騎士」のアルバート・S・ロージェルが監督、「支配する声」選手の後に娘あり」のソル・ポリートが撮影した。助演者は「峻峰の争闘」のハリー・バニスター、ベン・アレクサンダー等である。

ストーリー

コニー・アイランドのルナ・パークで射的場をしているバルチモアと、その向かいで写真屋を開いているダッチと、ニューヨーク遊覧自動車の案内人スキーツと、この3人は同じ一人の娘を愛した。この娘はサリーといってルナ・パークでアイスクリームを売っていた。が、サリーが一番好きなのはバルチモアであった。そうしている内に世界戦争が起こり、バルチモアも、ダッチも、スキーツも皆海軍に入隊した。サリーにはバルチモアが自分の心を知らずに戦争に行ってしまうのが悲しかった。3人の乗り組んだ軍艦はジブラルタル海峡を警備した後に、ドイツ潜航艇の活動を助けているミステリー・シップに巡り会いこれを沈めた、その時、バルチモアは燃え沈む敵船中から重要書類を取り出した。それは潜航艇と同船との打合せを示すものであった。3人の乗った軍艦は次でキューバに行ったが、そこを離れた後、バルチモアはドイツ潜航艇を誘致すべくミステリー・シップの指揮官となり、ダッチ、スキーツ等を従えて同船に乗り移った。しばらくしてバルチモア等の船は4日というもの独潜航艇の現れる可き地点付近を遊航遊していたが、ついに彼ら潜航艇に巡り会う時がきた。しかもそれは1隻ならず3隻までも現れてきた。これらの潜航艇の各艇長はバルチモアの船に次の行動の打合せをなすべく乗り込んで来た。が、そのうちに、このミステリー・シップが実は米船の化装したものであることが発覚したので、バルチモアの船は3隻の独潜航艇を向こうに回して砲火を開くこととなる。彼らは奮戦してその1隻を撃沈したが、己の船もまた撃沈される。ところへ急を聞いて駆けつけた米艦隊は残りの2隻を沈めてバルチモア等を救い上げた。そして戦争が終わった後、3人はまた以前の職業に立ち返ったが、ただサリーだけはアイスクリームを売ることをやめてバルチモアの射的場にいることとなったのである。

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作品データ

原題
Suicide Fleet
製作年
1931年
製作国
アメリカ
配給
アール・ケー・オー映画社
初公開日
1931年
製作会社
RKOパテ映画
ジャンル
戦争


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