米国のメロディ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
米国のメロディ
米国のメロディ
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米国のメロディ

1934年公開
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「昨日」「裏町」のジョン・ボールズが「鏡の前の接吻」「透明人間」のグロリア・スチュアートと主演する映画で、ポール・ガンジュリンの原作を作者自らジョージ・オニールと共同脚色し、「海上ジャズ大学」「令嬢暴力園」のヴィクター・シャーティンガーが監督し「昨日」のメリット・B・ガースタッドが撮影に当たった。なを歌曲はハワード・ジャックソンとシャーティンガーが協作している。助演者は新人モーガン・ファーレー、「南方の騎士」のルース・ホール、アルバート・コンティ、ドロシ・ピーターソン、アンダーソン・ローラー等。

ストーリー

カールはウィーンの貴族として1840年に呱呱の声を挙げた。彼には音楽の才があった。革命騒ぎで父を牛なた少年のカールは母と共にアメリカに亡命した。落ち着いたのは南カロライナ州のある町で、成人するやルーシー・ターラントと恋仲となったが、南北戦争に出征したカールは凱旋の後彼女と結婚してニューヨークへ出た。彼は大交響楽を作曲のからわら音楽教師をして暮らしていたが、貧乏は酷くなるばかりでカールはバワリイの踊り場に働かねばならなかった。かかる間に1子チャールズが生まれた。そのチャールズは米西戦争に出征して戦死し、その子エリックが祖父母たるカールとルーシーのもとで生い育った。彼にも音楽の才があり祖父の薫陶を受けた。エリックが成人した頃は世界大戦で、彼は出征して武勲を樹てて凱旋した。同時に祖父が嫌悪するジャズの作曲家としてエリックは成功して祖父母を立派なアパートに住まわせた。そして祖父の交響楽を-それは平凡なものであった-エリックは演奏させた。カールは成功したものと信じて己が交響楽の演奏に耳を傾けながら瞑目したのであった。

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作品データ

原題
Beloved
製作年
1934年
製作国
アメリカ
初公開日
1934年
製作会社
ユニヴァーサル映画


[c]キネマ旬報社