それでも私は生きていく:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
それでも私は生きていく
それでも私は生きていく
3.7

それでも私は生きていく

2023年5月5日公開、112分、ヒューマンドラマ
R15+
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父の看病と新しい恋の始まりという正反対の状況に直面したシングルマザーの、悲しみと喜びがないまぜになる心情を繊細に描き出し、前を向いて生きることをそっと後押しするヒューマンドラマ。「未来よ こんにちは」の監督ミア・ハンセン=ラブが、自信の父の病を気遣うなかで脚本を書いた自伝的作品。フランス映画界のトップ女優レア・セドゥが主人公のサンドラに扮し、母親、娘、恋人の立場に戸惑いながらも力強く生きる女性を好演した。父親役にはエリック・ロメール監督作品の常連俳優、パスカル・グレゴリー。主人公の恋人役に「わたしはロランス」のメルヴィル・プポー。35ミリフィルムで撮影された陽光や草木の緑が淡く温かみのある色彩でロメール作品を思わせる。

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ストーリー

サンドラ(レア・セドゥ)は通訳者として働きながら、パリの小さなアパートで8歳の娘リンとふたり暮らしをしているシングルマザー。彼女の父ゲオルグ(パスカル・グレゴリー)は、かつて哲学の教師として生徒たちからも尊敬されていたが、今は病を患い、徐々に視力と記憶を失いつつある。別居する母フランソワーズ(ニコール・ガルシア)と共に彼のもとを頻繁に訪ねては、変わりゆく父の姿に直面し、自身の無力感を覚えるサンドラ。仕事、子育て、そして介護。長年自分のことどころではなかったサンドラだったが、ある日、旧友のクレマン(メルヴィル・プポー)と偶然再会し、自然と恋に落ちる。病を患う最愛の父に対する、やるせない思いと、新しい恋の始まりに対するときめきという相反する感情をサンドラは同時に抱くが……。

予告編・関連動画

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2023/5/15(月)更新

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作品データ

原題
Un beau Matin
映倫区分
R15+
製作年
2022年
製作国
フランス
配給
アンプラグド
初公開日
2023年5月5日
上映時間
112分
製作会社
Les Films Pelleas=Razor Film Produktion=Arte France Cinema=Bayerischer Rundfunk
ジャンル
ヒューマンドラマ


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