誇り高き男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
誇り高き男
誇り高き男
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誇り高き男

1956年9月14日公開
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ヴァーン・アサナスの小説“不屈の人々”をエドモンド・ノースとジョセフ・ベトラッカが共同で脚色し「十二哩の暗礁の下に」のロバート・D・ウエッブが監督した。撮影は「白い羽根」のルシエン・バラード、音楽はライオネル・ニューマン。主な出演者は「たくましき男たち」のロバート・ライアン、「南海の黒真珠」のヴァージニア・メイヨ、「捜索者」のジェフリー・ハンター、「必死の逃亡者」のロバート・ミドルトン、「襲われた町」のウォルター・ブレナン。

ストーリー

1872年、カンサス州フラット・ロックの町。テキサスから食用牛の大群が入り、この町にブームが訪れたのに眼をつけた悪ボス、ジョン・バレット(ロバート・ミドルトン)は、キーストンの町からやってきて、荒稼ぎをするため町の酒場を買い取る。保安官カス(ロバート・ライアン)はバレットと仇同士。許婚サリイ(ヴァージニア・メイヨ)が止めるのも聞かずバレットに会いに行く途中、家畜と共に町に来たカウボーイの一人、サッド(ジェフリー・ハンター)に会う。サッドはカスがキーストン町の役人をしていたとき、丸腰の父親を射殺したと恨んでいる。バレットの酒場に来たカスは、サッドを相手にイカサマ賭博をやっていた男をあばいたので騒動が起り、カスを射とうとしたバレットの子分を阻止したサッドは負傷。サリイの手当てを受ける。カスは頭に負傷したのが原因でその後しばしば一時的に失明。サッドは父親がバレットの子分だったことを知り、カスが法を守る不屈の男であることも理解。カスの申し出で留置所の看守になる。やがてバレットの子分3人がカスに逮捕され、バレットは仕返しに二人の子分にカスを狙わせる。ある夜、カスは失明状態となり辛うじて死地を脱する。怖気づいた助手のジムは辞職、サッドが後任になる。その後、カスを狙う子分の一人チコが彼をだまし討ちにしようとして返り討ち。サッドは父親が殺された時の光景を想像、復讐心を起しカスを狙うが逆に拳銃を奪い取られる。だが一切を水に流し拳銃を返すカスに、彼が卑怯な男でないことを知る。バレットは町会議員を買収、カスを辞任させようとしたが、彼は逮捕した子分を巡廻裁判にかけるまではやめないと宣言。バレットは遂にカスとサッドの外出中、留置所を襲撃し囚人を奪還。急を知った二人はバレットの子分と対決。激しい拳銃戦の最中カスは再び失明状態になったがサッドと協力、悪漢共を倒し自らも傷を負う。彼に代ったサッドは酒場でバレットを逮捕しようとしたが卑怯なバレットは隠した拳銃でサッドに向い、その弾に倒れる。かくて悪漢一味は滅びた。カスはサッドに後事を託しサリイと町を去った。

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作品データ

原題
The Proud Ones
製作年
1956年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1956年9月14日
製作会社
20世紀フォックス映画


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