僕はカウボーイ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
僕はカウボーイ
僕はカウボーイ
-

僕はカウボーイ

1933年公開
0
-
  • 上映館を探す
評価、レビューが削除されますがよろしいでしょうか?

「僕の武勇伝」「僕の自叙伝」と同じくジャッキー・クーパーが主演する映画で、ウィル・メームス作の小説に基づいて「荒浪越えて」「空の花嫁」のアグネス・ブランド・リーがボビー・ヴァーノンと共同改作し「追いつめられた女」「恐怖の甲板」のポール・H・スローンが脚色監督したもの。カメラは「唄へ!踊れ!(1933)」「深夜の紳士」のテオドル・スパークールが担当。助演者は映画所出演の舞台俳優アディスン・リチャーズ、「六月十三日の夜」「監視装甲車」のレイレ・リー、「狂乱のアメリカ」のギャヴィン・ゴードン、「ドクターX」のジョン・レイ、「青春の頬杖」のバートン・マクレーン、「春を讃えよ」のJ・M・ケルガン等。

ストーリー

シカゴの裏街に父と住んでいたスクーターは牧童になるのが唯一の野心であった。ある日彼は父から西部へ行くことを許されたが、父が一緒に行けないので哀しかった。その晩遅くスクーターの父を探偵が捕縛に来た。父は翌日スクーターが汽車に乗ってしまうまで猶予を乞うた。そして、スクーターが出発してしまうと父は自殺をしてしまった。スクーターは西部にいる父の親友ドービイに迎えられた。ドービイは厄介物の子供が飛び込んで来たのを喜ばず、スクーターを送り返そうとしたが、彼の父の死を知って渋々引き取ることになった。ドービイは妻のエリナーがジム・ウェストンという牧童と駆け落ちして以来、自暴自棄の生活を送り、2人に復讐しようと機会を狙っていた。エリナーとジムは人里離れた小屋にすんで、ドービイの足跡を逃れていたが、スクーターはこの事情を知り、ドービイに人を殺せば自分の殺されると説いて、極力復讐を思い止らせようと、子供ながらも苦心していた。そしてドービイが2人の隠れ家を突き留めたことを知り、夜中秘かにその小屋へ行って2人に逃走を勧めた。ドービイはスクーターが2人を逃がしたことを知り、スクーターを学校の寄宿舎へ入れようとし、彼の父親が自殺したことを喋ってしまった。スクーターの哀しみは大きかった。かわいそうに思って、ドービイの心も初めて和らぎ心からスクーターを可愛がる様になった。そしてジムを殺すことも断念してが、ドービイがそのことをジムに話に行った時、ジムはこれを嘘だと思って銃を執ろうとした。ドービイは撃たれる前に発砲したが、その弾はスクーターにあたり、2発目の弾はジムを倒した。ドービイはスクーターを医者のもとへ担ぎ込んだ。役人はドービイを捕縛に医者のもとを取り巻いたが、エリナーはドービイのスクーターに対する深い愛を見て勘当し、ドービイの逮捕状に署名することを拒む。唯一の証人たるエリナーが拒絶した以上、役人はドービイを捕えることができなかった。1週間の後、傷の癒えたスクーターはドービイに連れられて山のかなたに消えていった。

映画レビュー

まだレビューはありません。
レビューを投稿してみませんか?

コラム・インタビュー・イベント

ニュース

作品データ

原題
Lone Cowboy
製作年
1933年
製作国
アメリカ
初公開日
1933年
製作会社
パラマウント映画


[c]キネマ旬報社