マイク:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
マイク
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1926年公開
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「ディンティ」「ミニー」「芝居の世の中」等を作ったマーシャル・ニーラン氏の監督作品で、原作も氏自身の手になった。唯だ脚色だけはメオリン・ジャックスン女史をわづらわしている。「滑れケリー」で共演したサリー・オニール嬢とウィリアム・ヘインズ氏、「踊る英雄の」のチャールズ・マレイ氏、「親爺若返る」のフォード・スターリング氏等が重要な役を演じている外、「暴力団(1928)」のサム・ド・グラッス氏、ハンク・マン氏子役のジュニアー・コーラン君、フランキー・ダーロ君、ミュリエル・フランセス・ダナ嬢等も出演している。

ストーリー

マイクは二人の弟と一人の妹と、それから彼女の父のクランシイと此の五人で、恰度クランシイが支線長だったので砂漠中に貨物列車を作り直してそれを家として住んでいた。クランシイと助手のシュマルツとは友に大の酒好きで、毎晩の様に町に出かけて行っては酔っぱらって帰って来た。すると或る時この町にサーカスの一団が来たが、その支配人というのがクランシイの昔友達であった。マイクはこれを知って、この支配人と力を合わせて父親の酒好きを矯正しようと計った。そして二人は色々な奇策を働かしてクランシイとシュマルツとを驚かしたので、二人とも隧に酒を止めることを約束する様になった。その後、或る夕、マイクは恋人のムーアと一緒に村の舞踏会にでかけると、この町では見馴れない一団の男達の親分らし愴蝿くつきまとわれた。この男はスリンキイという男であった。ムーアは、マイクの事から、スルンキイと口論を始め、揚げ句の果に、彼を叩きのめして、マイクを連れて家に帰った。所でこのスリンキイという男は、大陸横断の急行列車を襲撃しようとしてその仲間を連れて此の地へやって来たのであった。彼らはこの企てを遂行すべく巧みにシェリフを誘い出したが、この事は早くもマイクの知る所となり、彼女は我家から私製電信によって本部に急を知らせようとした。が、その知らせが向こうに達する前に、悪党共は、彼女の家である所の列車のブレーキを破壊したので、車は勾配をマイクと三人の子供を載せた侭、走り降り出した。これを発見したのはムーアとクランシイとであった。二人は危機一髪という所で、危うくもマイク等を救い出す。マイクは急をムーアに報じた。そして二人は近くの官憲の救いを求め、それに手助けをして、この悪党等を全部捕らえてしまうのである。

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作品データ

原題
Mike
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ユナイテッド・アーチスツ支社
初公開日
1926年
製作会社
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー映画


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