ウーピー:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ウーピー
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ウーピー

1930年公開、コメディ/ミュージカル
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ニューヨーク名物ジーグフェルド喜歌劇場に競演して好評を博したウィリアム・アンソニー・マクガイア執筆、ウォルター・ドナルドソン作曲、ガス・カーン作詞の同名ミュジカル・コメディーを映画化したもので、脚色は「愉快な武士道」「高等恋愛術」のウィリアム・コンセルマン、監督は「三人の生霊」のソーントン・フリーランド、撮影は「モロッコ」のリー・ガームス、「怪紳士」「曳かれゆく男」のグレッグ・トーランド、レイ・レナハンがそれぞれ担任した。主な出演者はかつて「猿飛カンター」「アメリカ娘に栄光あれ」にも出たことのあるエディ・キャンターを始めとし、ポール・グレゴリー、ジョン・ルーサーフォード、エセル・シャッタ、スペンサー・チャータース、新進のエリナー・ハント、コーポリカン酋長、アルバート・ハケットなど舞台上演当時と同じ顔ぶれが活躍している。

ストーリー

西部のモルガン牧場では近く牧場主の娘サリー・モルガンとシェリフのボッブ・ウェルズとの結婚式が挙げられるというので一同は準備に忙殺されている。が肝心のサリーはこの結婚式を喜ばない。彼女は数年間愛し合ったいインディアンの青年ウェンニスがあったからである。 二人は種族の相違こそあれ熱愛していた。ウェンニスは白人なみの立派な教養をうけるため都会に出ていた。この留守中モルガンが娘の心も訊ねずウェルズとの結婚を取り決めてしまったのである。ところが結婚の当日になって突然ウェンニスが帰郷した。彼は絶望したがサリーのため、悲しみをかくして寂しく恋を諦めようとするがサリーは愛するもののために死にものぐるいになって結婚を避けようとする。で、その救い手として都会から神経衰弱保養にきていた奇妙な性格の男ヘンリー・ウィリアムスを選び一切を打ち明ける。ヘンリーは都から看護婦として付き添ってきたメリー・カスターの恐ろしい求愛ぶりにほとほと閉口していた折りなのでサリーの求むるままにまず二人で形式的な駆け落ちをする事になった。二人はボロボロの自動車で逃亡するが途中でガソリンが欠乏し途方に暮れてしまう。ところへバア・エム牧場の持ち主アンダーウッド一家を乗せた自動車が通りかかったのでヘンリーは万策つきた際とてこれを襲いガソリンを奪いタイヤに火をつけて逃げ出す。二人は疲労と飢えとからアンダーウッド牧場と知らずバア・エム牧場へ入り込むが牧童頭は二人をコックと給仕に使う手はずを整える。とたんに二人はここでアンダーウッド牧場と知って大急ぎで逃走しウェンニスのいるインディアンの集落へ落ち延びる。諦めていたウェンニスはサリーの真心を知った、が、このときシェリフ及びウェルスの一隊が二人を捕らえに来た。サリーとウェンニスがまったく不利に陥ったとき酋長のブラック・イーグルが突然驚くべきことを発表した。それはウェンニスはインディアンではなく実は白人の子を拾ったのだというのである。一切は円満に解決した。そしてヘンリーは依然としてメリーに執拗につきまとわれる身の上となった。

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作品データ

原題
Whoopee
製作年
1930年
製作国
アメリカ
配給
ユナイト映画社
初公開日
1930年
製作会社
ユナイテッド・アーチスツ映画
ジャンル
コメディミュージカル


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