ミイラ再生:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ミイラ再生
ミイラ再生
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ミイラ再生

1933年7月20日公開、73分、ホラー/冒険・アドベンチャー/サスペンス・ミステリー
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「フランケンシュタイン(1931)」「魔の家(1932)」のボリス・カーロフが主演する映画で、名キャメラマンとして世界的に知られているカール・フロイントが監督昇進第一回作品として監督したもの。「全米軍」「ボルネオの東」のリチャード・スカイヤーがニナ・ウィルコックス・ヴェトナム女史と共同して書き下ろしたストーリーをジョン・L・ボルダーストンが脚色した。撮影は「北海の漁火」「楽園の大河」のチャールズ・スティーマーの担当である。助演者は「虎鮫」のジタ・ジョハン、「最後の偵察」「魔人ドラキュラ」のデイヴィッド・マナース、「フランケンシュタイン(1931)」「魔人ドラキュラ」のエドワード・ヴァン・スローン、「龍の娘」「悪魔スヴェンガリ」のブラムウエル・フレッチャー等。

ストーリー

三千有余年前、エジプトの高僧イムホテップはイシスの女神に使える処女僧に邪まなる恋をした。そのために彼女は死んだ。イムホテップは死者を蘇生させる呪経を盗んだが、彼は人々に見い出され涜神者として生きながらミイラにされ、呪経とともに埋められた。このことあって三千余年、英国博物館の探検隊はインホテップのミイラと呪経とを発掘した。若い考古学者はふとその呪経の象形文字を読んだ。イムホテップは現代僧の装いをして探検隊一行を、彼が三千年前に恋した処女僧の墓所に案内した。かくてこの処女僧のミイラはカイロの博物館に納められた。イムホテップはその夜博物館に忍び行って呪経を唱えた。するとその呪文が英国人の娘ヘレン・グロスヴェナーに働いた。ヘレンの魂はかつての処女僧の魂なのであった。イムホテップはヘレンを呪縛しておびき寄せ、自分の隠れ家に伴って来て、彼女の三千年前の姿を空中に描いて見せた。一方ヘレンの婚約者フランク・フェンプルと幻術の大家ミュラー博士とは生きているミイラがヘレンを虜にするのを防ごうと努める。が今や彼女は古への処女僧としての魂をも呼び出されて二重人格となっているのでイムホテップに会うことを禁ぜられると病気になった。ミュラー博士は彼女の死を怖れてイムホテップの許に行くことを許した。イムホテップは彼女を伴い行き、古への装いをさせて、遂に古への処女僧となした。そして彼女に共に死んで貰いたいと懇願した。が今や処女僧となった彼女はイシスの女神に救いを求めた。そばのイシスの女神像は奇跡を働いてイムホテップが持つ呪経を神火で焼いた。すると同時にイムホテップも灰と化して了った。そこへフランクとミュラー博士が駆けつけて人事不省のヘレンを救った。

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作品データ

原題
The Mummy
製作年
1932年
製作国
アメリカ
配給
大日本ユニヴァーサル社
初公開日
1933年7月20日
上映時間
73分
製作会社
ユニヴァーサル映画
ジャンル
ホラー冒険・アドベンチャーサスペンス・ミステリー


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