南太平洋爆破作戦 モリツリ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
南太平洋爆破作戦 モリツリ
南太平洋爆破作戦 モリツリ
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南太平洋爆破作戦 モリツリ

1965年9月15日公開、戦争
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ヴェルナー・ヨエルク・ルエデッケの小説を「ピクニック」のダニエル・タラダッシュが脚色、「訪れ」のベルンハルト・ビッキイが監督した戦争秘話。撮影はコンラッド・ホール、音楽は「サタンバグ」のジェリー・ゴールドスミスが担当した。出演は「侵略」のマーロン・ブランド、「ガンファイトへの招待」のユル・ブリンナー、「偉大な生涯の物語」のジャネット・マーゴリン、「脱走特急」のトレヴァー・ハワードほか。製作は「不時着」のアーロン・ローゼンバーグ。

ストーリー

第二次世界大戦中、ドイツがまだヨーロッパを制圧していたころ、日本在住のミュエラー海軍大佐(ユル・ブリンナー)は占領下のフランスに送る戦略物を積んだ特航船インゴ号の船長を命じられた。そのころ、インドにあってこれを知ったイギリス情報部のスタッター大佐(トレヴァー・ハワード)は、その戦略物をそのまま連合軍の手にしようと、クレーン(マーロン・ブランド)という反ナチ思想を持つ男を脅迫して、彼をナチの情報部員にして上船させた。クレーンは、一等航海士クルーゼをそそのかし、ミュエラーから船の指揮権を奪わせようと考えた。特航船の進路には連合軍側の船が出没しはじめ、英貨物船に偽装したりであわただしい時間を送るうちクレーンは自沈装置の破壊工作を進めていった。そのうち連合軍側の輸送船団が姿を消そうとしているのを見、クレーンは煙突によじのぼり汽笛を鳴らす。駆逐艦は停船命令を出す。ミュエラーは万事窮すと考え、乗組員に下船命令を出し、爆薬に点火スイッチを入れようとする。と、突如日本の潜水艦の船団襲撃がはじまる。このドサクサにミュエラーは安全海域に避難させた。やがてインゴ号は予め打合わせておいた日本の潜水艦と連絡をとり、その艦の18名のアメリカ捕虜と、ドイツから逃げてきたユダヤ娘エスター(ジャネット・マーゴリン) を収容した。クレーンはエスターを味方にひきいれ捕虜たちに反乱を起させようとした。そのうちにドイツからの通信でクレーンがスパイであることが判明、乗組員はドイツ側と連合軍側とに別れて小ぜりあいが起こるが、ドイツ側の優勢で反乱は鎮まる。クレーンは騒ぎに乗じてミュエラーに連合軍側に協力を強いたが彼は拒絶、結局爆破装置に点火した。先を争って乗員が下船する。ミュエラーは冷蔵室のラードで船腹にあいた孔をふさぎ、沈没までの時間を稼ごうとする。クレーンはミュエラーに連合軍側に無電連絡することを承認させた。

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作品データ

原題
Morituri
製作年
1965年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1965年9月15日
製作会社
アーロン・ローゼンバーグ・プロ映画
ジャンル
戦争


[c]キネマ旬報社