六つの橋を渡る男:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
六つの橋を渡る男
六つの橋を渡る男
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六つの橋を渡る男

1955年1月15日公開
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「遠い国」のアーロン・ローゼンバーグが1954年に製作したギャング映画。「第二の機会」のシドニー・ボームの脚本より「砂漠部隊」のジョセフ・ペヴニーが監督した。撮影は「遠い国」のウィリアム・ダニエルスである。出演者は「フォルウォスの黒楯」のトニー・カーティス、「アマゾンの半魚人」のジュリア・アダムス、ジョージ・ネイダー、ジェイ・C・フリッペン、サル・ミネオなどである。

ストーリー

1933年、新米巡査のエド・ギャラガーはボストンの貧民窟で泥棒を働いたジェリー少年(トニー・カーティス)を捕えたが、妻エレン(ジュリア・アダムス)にすすめられて拘置所の少年を訪れ、その日から2人の間に奇妙な友情が芽生えた。ギャラガーの推薦でジェリーは保釈で出所し、また貧民窟にもどった。不良少女マギーはジェリーに言い寄ってふられ、腹いせに仲間のアンディ・ノリスと共謀してジェリーに強姦されたと訴えた。ジェリーは感化院に入れられた。1936年、ギャラガーは刑事になった。釈放されたジェリーは競馬のノミ屋をしていたが、仲間とともに、レイスの情況連絡所を襲い、所員を脅迫してインチキの結果を発表させ、一挙に5万ドルを儲けた。が、帰り道、警察に捕えられて5年の刑を宣告された。太平洋戦争が始まったとき、ジェリーは獄中から入隊を願ったが、国籍が敵国側だったためそれは不可能だった。戦争も終わり、除隊して警察に帰ったギャラガーは出獄したジェリーが6回も逮捕されたことを知った。ジェリーは今や暗黒街の巨頭となっていたが、ギャラガーとの友情はつづいていた。30万ドルの給料強奪事件で、ジェリーも容疑者の1人として捕えられたが、アリバイが立証された。ジェリーはギャラガーにまじめな生活をすると約束し、サーヴィス・ステイションの連鎖店をつくり、戦争未亡人のヴァージニア・ステュワートと結婚した。その祝賀会の最中、ジェリーのもつサーヴィス・ステイションの向かいの家に覆面の6人組強盗が入り、250万ドルを奪って逃走した。ギャラガーは事件にジェリーも1枚加わっているとにらんだが、警察はジェリーのほかにギャラガーをも逮捕した。しかし、ギャラガーはすぐ無罪となった。移民局は、ジェリーの保釈嘆願書に昔の犯罪が記載されていないのを理由に、彼を国外追放しようとしていた。ギャラガーはアンディに会ってかつての犯罪の告白書を取り、ジェリーの弁護士に渡した。ジェリーは今度こそ立派に甦生すると誓った。

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作品データ

原題
Six Bridges to Cross
製作年
1954年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル日本支社
初公開日
1955年1月15日
製作会社
ユニヴァーサル映画


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