無法の王者 ジェシイ・ジェイムス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
無法の王者 ジェシイ・ジェイムス
無法の王者 ジェシイ・ジェイムス
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無法の王者 ジェシイ・ジェイムス

1957年5月3日公開、西部劇
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アメリカ西部史を飾った無法者ジェシイ・ジェイムスの波乱に富んだ生涯を描くもの。「灰色の服を着た男」のナナリー・ジョンソンの書き下ろし脚本を「黄金の腕」のウォルター・ニューマンが脚色、「理由なき反抗」のニコラス・レイが監督した。撮影は「スピードに命を賭ける男」のジョー・マクドナルド、音楽は「脱獄囚」のリー・ハーライン、指揮を「やさしく愛して」のライオネル・ニューマンがとった。主演は「ならず者部隊」のロバート・ワグナー、「西部の三人兄弟」のジェフリー・ハンター、「バス停留所」に次ぐ映画第2回出演のホープ・ラング。他に「エジプト人」のジョン・キャラディン、「野性の女(1955)」のアグネス・ムーアヘッドなど。

ストーリー

南北戦争の起った1861年、ミズリー州サミュエル農場の医師を父に持つ18歳のフランク・ジェイムス(ジェフリー・ハンター)は南軍のゲリラ部隊に入って活躍していた。フランクにはジェシイ(ロバート・ワグナー)という弟があったが、64年、北軍ゲリラ隊の襲撃で一家が追放されるや彼も兄のゲリラ部隊に入った。翌年ジェイムス一家はコッブ家に避難したがやがて南北戦争も終わった。ジェシイはコッブ家の娘ズィー(ホープ・ラング)と恋仲になるが、ミズリー州になおも燻る南北抗争の渦に巻き込まれ、ジェシイの農場は暴力団に焼打ちされ2人の結婚も無期延期となった。数ヵ月後、復興し祈祷会にジェシイは従兄弟のヤンガー兄弟と列席、敬虔な気持ちに初めて過去の罪を悔いるが、祈祷会の後の酒盛りに酔い、ヤンガー兄弟とともに無法者となる。やがて彼はズィーを連れセント・ジョセフに行き、変名で楽しい生活を始めた。16年の歳月が流れ82年、ミネソタ州ノースフィールドで、ジェシイ兄弟はヤンガー兄弟と組んで銀行を襲撃、失敗して探偵レミントンに追われる。一度は自首を考えたが、レミントンと州知事が彼の家を爆破、母親と弟を殺してから、すっかりヤケになった。フランクはジェシイのヤケに愛想をつかして独り、妻アンとズィーが暮すセント・ジョウに帰るが、ジェシイを裏切ったことを今更ながら後悔する。ある日、ジェシイが死んだ記事の載った新聞を見て驚くが、そのジェシイは間もなくズィーの家に現れ一同を喜ばせた。ジェシイは身を昏ますため策略を用い死んだと見せかけたのだが、彼は、ここで悪の道から足をあらいネブラスカで農場経営に踏み出そうと考えた。数日後、ジェシイは引越の用意をしていたが、そこへ従兄弟のボッブ・フォードが訪ねて来た。ボッブはジェシイの首に懸かった2万5千ドルの賞金に目がくらみ僅かの隙にジェシイを撃ち殺した。一代の反逆児の敢えない最期であった。

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作品データ

原題
The True Story of Jesse
製作年
1957年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1957年5月3日
製作会社
20世紀フォックス映画
ジャンル
西部劇


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