無法者仁義:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
無法者仁義
無法者仁義
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無法者仁義

1936年公開、西部劇
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「硝煙牧場」と同じくハリー・ケイリー、フート・ギブスン、トム・タイラーが主演する映画で、ジョン・フォードとE・マレイ・キャンベルとが共作し、「愛の弾丸」のジョン・ツウィストがジャック・タウンリーと協力して脚色し、「二つの顔(1935)」と同じくクリスティー・キャバンヌが監督、ジャック・マッケンジーが撮影した。助演者は「太平洋横断機」のヘンリー・B・ウォルソール、新人女優マーガレット・カラハン、「恋愛放送局」のラッセル・ホプトン、「嵐の翼」のフランク・M・トーマス等である。

ストーリー

西部の乱暴者ディーン・ペイトンは若い頃銀行を襲撃したのが運のつきで、射撃の名手エーツ郡長に逮捕され35年の禁固刑に処せられたが、善行の結果25年で刑を赦されて出獄し故郷へ戻る。田舎は昔と違って立派な近代的小都市になっていて、ディーンの目には何から何まで奇異であった。昔の知人といってはエーツ郡長とメーソン医師のだけで、この2人は昔通りの旧弊な暮らしをしていたため時代に取り残され、エーツは副郡長に落ち、メーソンの商売も思わしくなかった。デイーンが入獄した時には生まれて間もなかった女の子サリイは、その後メーソンとエーツに引き取られ医師の養女として立派に成人していた。デイーンは2人の親切に心から感謝したが、娘の将来を考えて親子の名乗りはしない。サリイはエーツの友人で若いカウボーイであるチャックと恋仲である。ところがそこへ東部の3人組強盗が警察に追われ西部のこの町に逃げ込み、メーソン医師に傷を負わせサリイを人質にして銀行から多額の金を強奪して逃走した、兼ねてからエーツの旧弊を笑っていた郡長は、早速科学利用の捜査網を張ったが、強盗を追跡していたデイーンをその1味と間違えて捕らえてしまう。エーツは強盗が山岳地方へ逃れたと聞き、地理に明るいデイーンの援助なくては到底逮捕出来ないことを察し、英断を以て彼を釈放しチャックと3人で強盗を追跡した。強盗団は山の小屋に隠れる。そこは25年前にデイーンがエーツに追われて逃げ込んだ同じ小屋であった。勝手知ったデイーンとエーツは小屋に躍り込み、娘を救って2人を倒し、首魁アルを捕らえた。やがて郡長改選となってエーツが再び当選し、大いにデイーンを起用した。サリイは晴れて父親と名乗り合い、チャックと結婚して幸せな生涯に入る。

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作品データ

原題
The Last Outlaw
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
RKOラジオ
初公開日
1936年
製作会社
RKOラジオ映画
ジャンル
西部劇


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