野性の女(1955):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
野性の女(1955)
野性の女(1955)
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野性の女(1955)

1955年5月21日公開、111分
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「長い灰色の線」のタイロン・パワーと「悪の花園」のスーザン・ヘイワードが主演する開拓映画。バート・E・フリードロブと「哀愁の湖」のウィリアム・A・バッカーが1955年に製作した。ヘルガ・モレイの原作から「円卓の騎士」のタルボット・ジェニングス、「悪の花園」のフランク・フェントン、「ケイン号の叛乱」のマイケル・ブランクフォートが共同で脚本化、ジェニングスとバッカーが脚色し、「壮烈カイバー銃隊」のヘンリー・キングが監督に当たった。撮影は「真紅の女」のレオ・トーヴァー、音楽は「裏窓」のフランツ・ワックスマン。共演者は「海底の黄金」のリチャード・イーガン、「彩られし幻想曲」のジョン・ジャスティン、「心のともしび」のアグネス・ムーアヘッド、「悪の花園」のリタ・モレノ、「豪傑カサノヴァ」のホープ・エマーソン、ブラッド・デクスターなど。

ストーリー

1847年、オランダ人が南アフリカに自由植民地を開拓しようとしていたところ、南阿で自衛隊の指揮をしていたポール・ヴァン・リーベック(タイロン・パワー)はアイルランドのリメリック郡に馬を買いに来て、郷士オニールの娘ケイティ(スーザン・ヘイワード)と親しくなった。しかしポールは彼女を諦めて南阿に帰り、ケイティはかねてからの求婚者ショーン(ジョン・ジャスティン)と結婚した。半年後、アイルランドは未曾有の凶作で、オニールの農園も大打撃をうけ父はケイティに新天地を求めて移住するようすすめて病死した。ケイティは夫と南アフリカに移住した。船中2人の間に子供が生まれた。ケープタウンについた夫婦はホッフェン谷へ行く移住団に加わった。この地の自衛隊長はポールだった。移民団は蛮族の出没するジャングルを進んで行った。途中護衛の1人カートがケイティに言いよっていざこざを起こした。ある日一行は蛮族の大群に襲撃され、全滅に瀕したところをポールの救援隊に救われた。この戦いでショーンは死んだ。ポールはケイティとの再会に驚き、ホッフェン谷到着の祝賀舞踏会で邪魔に入ったカートを叩きのめしてケイティと結婚した。だがポールは自衛隊に帰らねばならず、当分の間ケイティと別れることになった。留守中、ケイティはポールの子を生んだ。そしてケープタウンに出かけてポールの祖先の家を買い戻した。やがて彼女とポールは再会したが、長い間の別居で2人の間に感情のもつれが出来、ケイティは1人ホッフェン谷へ帰った。途中、彼女は無法者の親分になっているカートに会った。カートは町の治安回復のためポールが来ることを知り、待ち伏せして彼を殺そうとしたが失敗、かえってポールに射殺された。そしてポールとケイティはホッフェン谷を永住の地ときめて、協力して開拓に力を注いだ。

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作品データ

原題
Untamed
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス極東会社
初公開日
1955年5月21日
上映時間
111分
製作会社
20世紀フォックス映画


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