誘惑(1984):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
誘惑(1984)
誘惑(1984)
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誘惑(1984)

1984年公開、サスペンス・ミステリー
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美しい人妻の日記を盗んだ泥棒の恋をサスペンスフルに描く。製作はドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー、監督・脚本はダグラス・デイ・スチュアート、撮影はアンドリュー・ラズロ、音楽はハロルド・ファルターメイヤー、主題曲はジョルジオ・モロダーが担当。出演はスティーヴン・バウアー、バーバラ・ウィリアムス、ジョン・ゲッツなど。日本版字幕は戸田奈津子。メトロカラー、ビスタサイズ。1984年作品。

ストーリー

レイ(ジョン・ゲッツ)とミッキー(バーバラ・ウィリアムズ)のデイヴィス夫妻は、理想的な夫婦のように思えた。しかし、レイは児童書の人気作家で、毎日忙しく、ミッキーには、なかなかかまってられない。ミッキーはジャニー(クリスティン・エバソール)をパートナーに、インテリア・デザインの会社を開いた。ある日、2人が住むサンフランシスコの高級住宅地シークリフの邸宅に、空き巣が入った。美術品といっしょにミッキーのポートレートと、大切にしていた日記帳が盗まれてしまった。盗んだのは、泥棒のプロ、スコット・ミューラー(スティーヴン・バウアー)と相棒のカラマラ(デイヴィッド・カルーソ)の若者2人組だった。美しいミッキーのポートレートを見ながら、彼女の欲求不満を綴った日記帳を読んでいるうちに、スコットは、会ったことのない、このミッキーにすっかり魅せられてしまった。やがて、スコットは功名にミッキーに近づいた。彼は、日記を基にミッキーの理想の男性を演じることにしたのだ。ミッキーのデザイン・ショウをきっかけに、彼女の方もスコットに好意を持ち始めた。急速に親密になる2人。レイもそのことに気づき出し、友人のマーティ(ジョージ・ウェント)に相談した。スコットは、本気でミッキーを愛し始めていた。そうなると、泥棒である素姓が露呈しだした。そうしたスコットの変化にミッキーが焦りを感じ出す。やがてスコットを追跡したレイが、彼が手配中の泥棒であることをつきとめた。悪いことに、泥棒に入った際にバディが警備員を殺してしまい、捜査の手が進んだ。ミッキーとの新しい生活を望んだスコットは、彼女にいっしょに旅立つことを促すが、日記を盗んだのが彼であることに気づき出していたミッキーは、それを拒んだ。彼女は、レイとよりをもどし、ある夜ディナーに出かけた。その夜、再びミッキーの家に日記を盗むために忍び込むスコット。そこにカラマラが現われ2人はもめた。その間に帰宅したミッキーとレイは泥棒に気づき警察に通報。ふく面の男に向けて銃をかまえるミッキー。男は息絶えた。それはカラマラだった。2階に上がったミッキーは窓から逃げるスコットと目が合った。まだ愛していることを感じながらその後姿を見つめるミッキーであった。(パラマウント映画=CIC配給*1時間41分)

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作品データ

原題
Thief of Hearts
製作年
1984年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント映画=CIC
初公開日
1984年
製作会社
シンプソン/ブラックハイマー・プロ作品
ジャンル
サスペンス・ミステリー


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