夢去りぬ:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
夢去りぬ
夢去りぬ
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夢去りぬ

1956年1月20日公開
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チャールズ・サミュエルの事実小説「赤いベルベットのブランコ に乗った女」から、「ナイアガラ」のウォルター・ライシュと「七年目の浮気」のチャールズ・ブラッケットが共同脚色し、「海底二万哩」のリチャード・フライシャーが監督した。音楽は「恐怖の土曜日」のヒューゴー・フリードホーファー、撮影は「七年目の浮気」のミルトン・クラスナー。主な出演者は「白昼の対決」のレイ・ミランド、「ピラミッド(1955)」のジョーン・コリンズ、「夏の嵐」のファーリー・グレンジャーで他に、「明日に別れの接吻を」のルーサー・アドラー、「暴力教室」のジョン・ホイト、コーネリア・オティス・スキナーなど。デ・ラックス・カラーによる1955年作品。

ストーリー

1900年代のニューヨーク。モデルのエヴリン(ジョーン・コリン ズ)は、ブロードウエイのカジノ劇場で衣裳作りの請負仕事をしている母親と細々と暮していた。だが彼女の似顔絵が雑誌の表紙に出たことから、エヴリンはカジノ劇場の演出者に見出されて舞台に立つようになった。ある日、踊り子の1人グエンの手引で、中年の有名な建築家スタンフォード・ホワイト(レイ・ミランド)のパーティに招かれたエヴリンは、スタンフォードと相ひかれるようになったが彼には妻があった。一方ピッツバーグの製鉄業者で百万長者のソウ家の御曹子ハリイ・K・ソウ(ファーリー・グレンジャー)も美しいエヴリンに眼をつけ、スタンフォードとことごとに対立した。だが、、エヴリンの心は若い感情家のハリイよりも、落ついたスタンフォードの方に傾きがちだった。ある日エヴリンは男ばかりのパーティの座興として雇われることになったが、これを知ったスタンフォードは彼女をむりやりに自分のアパートにつれて行き、その無分別さをたしなめた。エヴリンの無鉄砲な行動を心配したスタンフォードは間もなく彼女を地方の学校に入れて寄宿舎生活をさせようとした。しかしエヴリンは、あくまで彼女につきまとう蕩児のハリイとヨーロッパ旅行の末結婚してしまいスタンフォードを失望させた。だが、結婚後もハリイはスタンフォードが絶えずエヴリンにつきまとっていると邪推して嫉妬し、エヴリンの結婚生活は惨めだった。ある夜、マディスン・スクェア・ガーデンの屋上劇場で、ハリイはそこに来合わせたスタンフォードをついに射殺してしまった。公判においては、ハリイが兇行の際に気が狂っていたという証言が成立し彼は無罪となったが精神病院送りとなった。エヴリンはソウ家を離れて再びヴォードヴィルの舞台に立ち、「赤いブランコの娘」に出演するのだった。

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作品データ

原題
The Girl in the Red Velvet Swing
製作年
1955年
製作国
アメリカ
配給
20世紀フォックス
初公開日
1956年1月20日
製作会社
20世紀フォックス映画


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