楽園の薔薇:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
楽園の薔薇
楽園の薔薇
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楽園の薔薇

1918年公開
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「盃の中」や「何夫人」よりも後で発売されたが、ベシー・バリスケール嬢がパラルタに入社後第一回の作品である。「嵐の里」や「嵐の国の女」の原作者グレイス・ミラー・ホワイト女史の原作で、監督はジェームズ・ヤング氏。バーリスケール嬢の対手は「愛国心」にハイド博士を演じたアーサー・アラート氏。嬢の夫君ハワード・ヒックマン氏が珍らしく老役を演じて居る。

ストーリー

ローズが生れると程なく彼女の母は世を去った。父のトーマス・シングルトンは悲嘆の極鬱々として楽しまないので、腹悪い彼の異母弟ジョードン・モースはトーマスを精神病院へ監禁して終う。17年は過ぎる。トーマスは病院を逃れて我児ローズが黒人の乳母に育てられて居る許へ来り、昔庭師をして居た忠義者レイフの家へ身を寄せて18歳に成って財産を手に入れる迄忍んで居れよと申聞かせる。彼はモースが娘の財産を奪うのを恐れたのである。ローズは今は靴屋をして居る不具なレイフの家で暮す事と成った。彼女は富豪の息子セオドール・キングと恋仲と成るが、モースは之を知って恋人モードリン・ベーツにキングを片附ける様頼むが、ベーツは彼を裏切り、自らローズと結婚して彼女の財産を得んとする。所が彼はモースの為射殺されたが、罪はレイフ老人に懸る。モースに誘拐されたローズは逃れてモースの悪事を訴へレイフを救って、キングと結婚する事に成った。

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作品データ

原題
Rose of Paradise
製作年
1918年
製作国
アメリカ
初公開日
1918年
製作会社
パラルタ映画


[c]キネマ旬報社