ラスト・カーチェイス:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ラスト・カーチェイス
ラスト・カーチェイス
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ラスト・カーチェイス

1981年6月27日公開、アクション
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21世紀初頭のアメリカを舞台に自動車を禁止された社会に挑戦する元レーサーの活躍を描くアクション映画。製作総指揮はジーン・スロット、製作・監督は「パワーブレイ」のマーティン・バーク、脚本はC・R・オークリストファー、マーティン・バーク、ロイ・ムーア、撮影はポール・V・D・リンデン、音楽はジル・メレ、特殊効果はトーマス・フィッシャーが各々担当。出演はリー・メジャーズ、バージェス・メレデイス、クリス・メイクピース、アレクサンドラ・スチュワルト、ダイアン・ダキーラ、ジョージ・トーリアスなど。

ストーリー

21世紀初頭のアメリカ。20年前に起こった石油故渇と疫病、社会は大きく変わっていた。自動車を禁止され、人々は自由移動ができない管理社会に支配されていた。大量輸送機関のスポークスマン、フランク・ハート(リー・メジャーズ)は、かつて有能なレーサーだったが妻子を疫病で失い、直後、大事故を起こし不名誉な引退を経験した男で、今の世の中で絶望的な日々を送っていた。一方、リング(クリス・メイクピース)は、学生だったが、彼は電子工学に天才的な能力を発揮し、保安委員会のコンピューターを妨害したりしていた。そんなハートとリングが出会った。学生たちの前で体制批判を演説したハートは、リングと共に、自由カリフォルニアを目ざして逃走の旅に出た。ハートはかつての愛車917-10型ポルシェを分解して秘かに隠しもっていたのだ。そして自由カリフォルニアはアメリカ国家の管理を受けない唯一の自由な土地だったのだ。保安委員は、ただちに非常線を張り、元空軍のパイロットだったウィリアム中佐(バージェス・メレディス)の力をかりる。彼は今はすることがなく酒びたりの日々を送っていた男だ。この任務にF-86セイバーを駆使して全力をそそぐ彼は、空から2人を追跡するうちに、ある感情が蘇えるのを感じていた。一方、逃走中傷ついたハートは途中通りかかったインディアンの集落で、美しい白人女性ユードラ(アレクサンドラ・スチュワルト)に助けられる。自由な生活を送っている彼女に、ハートは愛を感じるが、やがて迫った捜査の手からのがれるために再びリングと共にポルシェで旅立った。しかし、逃走するポルシェを見つけてもウィリアムスは襲撃しなかった。地上と空で見えない連帯が生まれていたのだ。保安委員のホーキンス(ジョージ・トーリアス)がレーザー・ガンでポルシェを狙った時、ウィリアムスは自らFー86と共にレーザー・ガンに体当りしていった。彼が犠牲になったのだ。ハートはとうとう勝ったのだ。自由カリフォルニアの国境はもう目の前だった。

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作品データ

原題
The Last Chase
製作年
1980年
製作国
アメリカ
配給
日本ヘラルド
初公開日
1981年6月27日
製作会社
ジーン・スロット・プロ作品
ジャンル
アクション


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