ラスト・レター(1980):映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ラスト・レター(1980)
ラスト・レター(1980)
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ラスト・レター(1980)

1981年8月8日公開
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エルビス・プレスリーの熱烈なファンである1人の不治の病の少女と彼女に献身的に尽くす看護婦の心の触れ合いを描く。製作はマイケル・バイナー、監督は『新・悪魔の棲む家』のガス・トリコニス、リナ・カナダの体験を綴った原作「エルビスに愛をこめて」を基にリチャード・H・クラインが脚色、音楽はジョン・バリーが各々担当。出演はテボラ・ラフィン、ダイアン・レイン、マイケル・ラーンド、ジョン・エイモス、クリスティナ・レインズなど。

ストーリー

身体の不自由な子供たちが学ぶブラウン・ハウス学校に、1人の新人看護婦リナ・カナダ(デボラ・ラフィン)が到着した。美しい自然の中で子供たちの歓迎を受けた彼女は、しかし1人の少女の暗い表情を見た時、不安をおぼえた。その少女カレン(ダイアン・レイン)は心臓が弱っており、長くは生きられないという不幸な少女で、いつも押し黙ったまま車イスに腰かけていた。なんとかこの不幸な少女に何らかの喜びを味あわせたいと願ったリナは、カレンの世話を願い出た。相変わらず自分の殻に閉じこもったままの力Vンに、努力が通じないリナは焦ったが、ある日、カレンのヒザに顔をうずめて泣くリナにリナと発音するカレン。初めて発した言葉だ。やがて、それ以来、2人の心は通じ合い、カレンは明るい少女へと変貌していった。ある日、リナに誘われてドライブに行ったカレンは、店で流れていたエルビス・プレスリーの歌に顔を輝かせた。彼女は以前からエルビスの大ファンだったのだ。それを知ったリナは、彼女にエルビスのLPをプレゼントし、彼にファン・レターを出してみてはと勧めた。字のうまく書けないカレンは必死で鉛筆を走らせエルビスに手紙を出した。しかし、何度書いても返事は来ない。リナは後悔した。やがて冬もまじかい頃、ついにエルビスから返事が届いた。興奮のあまり呼吸困難に陥るカレン。さらに、クリスマスの近づいた雪の降る日、なんとエルビスから大きなピンクのテディ・ベアがカレンの元に届いた。彼女の顔は喜びに輝くのだった。その夜、カレンは短い生涯をとじたのだった。

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作品データ

原題
Touched by Love
製作年
1980年
製作国
アメリカ
配給
東宝東和
初公開日
1981年8月8日
製作会社
トブ・フィルム作品


[c]キネマ旬報社