陸戦隊のモーラン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
陸戦隊のモーラン
陸戦隊のモーラン
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陸戦隊のモーラン

1928年公開、コメディ
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「野球王」「特製運動服」「金は天下の廻りもの」等と同じくリチャード・ディックス氏主演喜活劇で、世界早回り旅行の記録保持者たる新聞記者リントン・ウェルス氏の原作をサム・ミンツ氏とレイ・ハリス氏とが改作し、アグネス・ブランド・リー女史が脚色し、「乱暴ロージー」「彌次喜多探偵の巻」等と同じくフランク・ストレイヤー氏が監督したものである。助演者は大西洋横断飛行を試みた女流飛行家レース・エルダー嬢を始め、ブルックス・ベネディクト氏、ロスコー・カーンス氏、駒井哲氏、バー・マッキントッシュ氏等である。

ストーリー

マイケル・モーランは桑港で酒と喧嘩に日を送っていたので東部にいる伯父は心配し丁度中国へ鉄道敷設にいくことになっていたのを幸いマイケルを連れて行くことにした。ところが伯父が桑港に着く前夜モーランはまたもや或るカフェで大喧嘩をやってスワッティーという悪友と二人警察に拘引された。其の夜彼はカフェでヴィヴィアン・マーシャルという娘と知り合いになり彼女も中国へ行くつもりになったが伯父はマイケルに愛想を尽かして一人で中国へたったので仕方なく放免されると同時に海軍の陸兵隊に加わって中国行きを志願した。ところが例のヴィヴィアンという娘はマーシャル将軍の令嬢であった。将軍は検閲の日マイケルを見つけ何時もマイケルが中国に於ける鉄道王だと自称していたのが嘘だったので腹を立て彼を自分の従卒にした。マイケルは勤務中ヴィヴィアンに接吻した所をベジル・ウォースという彼女に惚れている男に発見され告発された。軍法会議でヴィヴィアンの證言で有罪の判決を受けたが、また彼女は特に願って執行猶予の恩典を輿へてもらった。そのうち陸軍隊に出動命令が来たのでモーランもスロッティーも出征しヴィヴィアン女飛行士として従軍した。或日ヴィヴィアンはウォースを同乗させて北京付近を飛行している時故障を起こして不時着陸し近傍に居た孫逸一味の土匪に襲われた。ウォースは卑怯にも一人で逃走したのでヴィヴィアンは捕えられた。マイケルは此の時付近で土工作業をやっていたがウォースから事を聞き単身敵中に入って計略でヴィヴィアンを救出し更に孫逸の陣中に潜入した。かくてヴィヴィアンの飛行機に導かれた陸軍隊は孫逸の本拠を襲って帰還した。マイケルは孫逸と格闘の末捕縛したので将軍の許しを得てヴィヴィアンと結婚することになったのである。

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作品データ

原題
Moran of the Marines
製作年
1928年
製作国
アメリカ
配給
パラマウント支社輸入
初公開日
1928年
製作会社
パラマウント映画
ジャンル
コメディ


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