レイジング・ケイン:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
レイジング・ケイン
レイジング・ケイン
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レイジング・ケイン

1992年12月19日公開
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多重人格者の異常な行動を描く犯罪映画。監督・脚本は「虚栄のかがり火」のブライアン・デ・パルマ、製作は「トレマーズ」のゲイル・アン・ハード、撮影は「ローズ家の戦争」のスティーヴン・H・ブラム、音楽は「ボディ・ダブル」のピノ・ドナジオが担当。日本版字幕は戸田奈津子。

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ストーリー

子育てに異常な執念を燃やす心理学者のカーター・ニックス博士(ジョン・リスゴー)は、2年前に休業を宣言し、子育てをしながら子供の心理を観察し続けていた。ある日友人のカレン(テリー・オースティン)の子供を誘拐しようとしたカーターは、カレンを麻酔で眠らせたまでは良かったが、車にジョギング中の2人の男が近づいたため、取り乱してしまう。突然現れた双子の兄弟であるケイン(ジョン・リスゴー)の悪知恵で窮地を救われたカーター。リヴィエラ・モーテルに、カレンの子供を連れていったケインを待っていたのは父ニックス博士(ジョン・リスゴー)だった。バレンタイン・デーが近づいたある日、カーターへのプレゼントを買いに行った妻ジェニー(ロリータ・ダヴィドヴィッチ)は、かつての恋人ジャック(スティーヴン・バウアー)に出会う。ジャックのホテルで一夜をともにしたジェニーが帰宅すると、カーターはジェニーを襲い気を失わせ、車に乗せて沼に沈めた。前日、公園でジェニーとジャックが会っているのを目撃したカーターは、ケインに後を任せて立ち去った。ケインはジャックのコートを盗み、ポケットのナイフでベビーシッターを殺害し、ジャックのレンタカーのトランクへ放り込んだ。ジェニーの捜索願いを出したケインは、挙動不審者としてジャックを告発する。そんな時、ケインの姿を見た元刑事が、カーターが、20年前に5人の子供を買った事件を起こしたニックス博士の息子であることを担当の刑事に告げる。警察は密かにニックスの元助手ウォルドハイム博士(フランセス・スターンヘイゲン)を呼んだ。彼女は、ニックスが大勢の子供を多重人格者にして観察していたと語る。帰宅したカーターは、車から脱出していたジェニーに襲われ、娘エミーが父のもとにいることを白状した。警察で事情を説明するジェニーに、刑事たちは18年前にニックス博士は入水自殺したと告げる。ウォルドハイムは、ケインがカーター自身であることを知り、彼に催眠療法を開始した。それによってケインの人格が現れたカーターは、実は生きていた父親のもとへ行く。わが子を見ているうちにカーター自身にもどった彼は、銃撃戦の末、父を倒し、子供を助け出すのだった。事件の後、カーターは姿を消すが、ある日、突如女装した姿で娘の前に現れる。

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作品データ

原題
Raising Cain
製作年
1992年
製作国
アメリカ
配給
ユニヴァーサル映画=UIP
初公開日
1992年12月19日
製作会社
パシフィック・ウエスタン・プロ作品


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