ロビンフッドの復讐:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ロビンフッドの復讐
ロビンフッドの復讐
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ロビンフッドの復讐

1936年公開
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「その夜の真心」「コブラ・タンゴ」のウォーナー・バクスターが主演する映画で「野性の叫び(1935)」「泰西侠盗傅」のウィリアム・A・ウェルマンが監督したもの。原作はウォルター・ノーブル・バーンズの小説で、監督ウェルマン、俳優のジョセフ・カレイア及びメルヴィン・レヴィーが協力脚色した。助演者は新人アン・ローリング、「情熱なき犯罪」「ルムバ」のマーゴ、「暗黒街全滅」「情無用ッ」のブルース・キャボット、「黒地獄」のJ・キャーロツ・ネイシュ、「噫初恋」のエリック・リンデン、「僕の脱走記」のハーヴェイ・スティーブンス、ソレダッド・ヒメネス、カルロス・デ・ヴァルデス、等である。撮影は「シーコウヤ」のチェスター・ライオンズの担当。

ストーリー

カリフォルニア州がメキシコから北米合衆国に譲渡された当時の物語である。実直な農夫のホワキン・ミュリエタは、百姓娘ロジタと恋に落ちて結婚した。2人は粗末な家に楽しい生活を送っていたが、そのころ付近に発見された金鉱を目当てに、アメリカ人が洪水の如く流れ込んできた。彼らは欲に目のない無頼の徒が多く、ホワキンの所有地に金鉱のあることを知って2人を追い立てた。暴漢はホワキン夫婦に暴力を加え、ロジタはそのためついに死んでしまった。心に復讐を誓ったホワキンは、妻を殺した4人の男を次々に殺していった。こうして彼の体にはお尋ね者として懸賞金が付けられるに至ったので、親友の米人ビルとジョニィは彼に逃亡を勧めた。彼は田舎にある兄の農園に逃れ、しばらくは平和な日が続いたが、暴虐な米人の手はここにも伸びて兄は非業の死を遂げ彼も傷ついた。その時彼を救ったのは「3本指のジャック」という兇賊であった。復習の鬼となったホワキンは兇賊を集めて復讐団を組織し、兄を殺した米人たちの命を奪った。地主の娘ワニタ・ド・ラ・ケスタも父を米人に殺された恨みからホワキンの団体に加わって2人は恋仲となる。ホワキンは金塊を積んだ騎馬車を部下に命じて襲撃せしめた。その車にはジョニーの婚約者ルイズが乗っていた。ホワキンは彼女を傷つけないよう命令したが、乱闘となった挙句部下は誤ってルイズを射った。ホワキンは彼女を町へ連れていったが、その時はもう彼女の命は絶えていた。この惨事に面してさすがにホワキンの復讐心も鈍り、部隊を解散してメキシコへ逃亡する決心をした。だがホワキンが故意にルイズを殺したのだと思ったビルは盗伐隊の先頭にたって彼の隠れ家を襲撃した。部下は次々に倒れ、ワニタも弾丸に当たって死んだ。ついにホワキンも身に重症を老い、亡妻の墓前に額づいて波乱多き一生を終った。

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作品データ

原題
Robin Hood of El Dorado
製作年
1936年
製作国
アメリカ
配給
MGM支社輸入
初公開日
1936年
製作会社
M・G・M映画


[c]キネマ旬報社