ロンドンの丑満時:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
ロンドンの丑満時
ロンドンの丑満時
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ロンドンの丑満時

1926年公開
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「白牙に衂りて」と同じく名犬リン・ティン・ティンの主演する映画で、「ひとときの情火」を監督したウォルター・モロスコ氏が原作を書き、脚本を作り、而して監督したものである。リン・ティン・ティンを助けて出演する人々は、「ペンキ塗り立て」出演のヘレン・コステロ嬢、新進のウォルター・メリル氏、「監獄行列車」出演のジョン・パトリック氏、それからオットー・マティーソン氏、デウィット・ジェニングス氏、ジョージ・コツォナロス氏等である。

ストーリー

ロンドンの怪陋窟ライムハウスに巣喰って世人の恐怖の的となっている鷹と異名をとった悪党には二つの大きな武器があった。その一つは人も及ばぬ怜悧な猛犬リンティで、他の一つは半人半獣の怪物で、この二者は鷹の命ずる侭に、あるは人を傷け、あるは貴重品を盗み、その神出鬼没な動作と兇暴な所業とは、ロンドン市民をして安らかな夢を結ばせかねていた。英国中央警察部の警視バークは鷹の逮捕に寝食を忘れる程の熱心さであったが、いつもこの二者に妨げられるのであった。ある時、鷹は自慢の猛犬リンティを他の犬と喧嘩させたが、どうしたことかリンティが負けた。鷹は腹立ちまぎれにリンティを散々な目にあわせた。それを救ってやったのがバークの令嬢エディスと恋人のジョンとであった。以来、リンティはその恩義に感じ、2人のために忠勤を励むこととなった。鷹はその内に怪人に命じてエディスを掠い、地下の一室に監禁した。バークとジョンはその行衛を探ねる。この時、リンティは日頃の恩義に報いんと、警察の味方となり、鷹をその巣窟にと襲うのである。そして怪人とものすごい格闘を演じて恩人エディスの危きをも救った。一方鷹は負傷のために命を落とした。斯くてロンドンの恐怖は一掃せられたのであった。

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作品データ

原題
While London Sleeps
製作年
1926年
製作国
アメリカ
配給
ワーナー映画社
初公開日
1926年
製作会社
ウォーナー・ブラザース映画


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