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『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセンとピーター・ファレリー監督が再タッグ!

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『グリーンブック』のヴィゴ・モーテンセンとピーター・ファレリー監督が再タッグ!

第91回アカデミー賞で作品賞など3部門を受賞した『グリーンブック』(18)のピーター・ファレリー監督が、同作で主演を務めたヴィゴ・モーテンセンと再びタッグを組むことが米「Variety」などで報じられた。

原作となるのは、チック・ドナヒューとJ・T・モロイのノンフィクション本「The Greatest Beer Run Ever: A True Story of Friendship Stronger Than War」。舞台はベトナム戦争中の1967年。戦争で家族や友人を亡くした人が集う飲み屋で提案された「戦地にいる仲間のもとへ行き、家族からの手紙とビールを届けよう」というアイデアに26歳の元米海兵の男が志願し、リュックいっぱいのビールと共にベトナムへ向かう姿が描かれる。

この映画で、ヴィゴは主演ではなく、助演で交渉を受けているという。脚本は監督のピーター自身と、『グリーンブック』でも組んだブライアン・カリー、そして『ホール・パス/帰ってきた夢の独身生活<1週間限定>』(11)でもピーターと組んだピート・ジョーンズが共同で執筆する。

黒人ピアニストと白人の用心棒兼運転手が米南部を旅するさまを描いた『グリーンブック』は、アカデミー賞で作品賞、助演男優賞、脚本賞と3つのオスカーを獲得。差別をテーマにしつつも、クスッと笑えるユーモアもあり、人種を超えて友情を育む男たちの姿が多くの人々の心を打った。弟ボビーと共に“ファレリー兄弟”として数々のお下劣コメディを手掛けてきたピーターが、今度はどんな意外な感動作を生み出すのか。いまから楽しみに待ちたい。

文/編集部

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