嫁ぎ先の大富豪がおかしい…美人花嫁を襲う恐怖を描くサーチライト・ピクチャーズ最新作が配信開始

2019年の夏に全米で公開されると3週連続でトップ10入りも果たすなど注目を浴びた『レディ・オア・ノット』のデジタル配信が昨日開始され、7月15日(水)にはソフトが発売となる。それにあわせて今回、この注目作から約10分にもおよぶ本編映像が公開された。

映画批評を集積・集計するサイト「ロッテン・トマト」で、「IT/イット」シリーズや『ドクター・スリープ』(19)などの話題作を超え88%という高評価を獲得した本作。大富豪一族に嫁いだ美しい花嫁が、一族の奇妙な伝統儀式に巻き込まれていく様子を描いていく。

本編映像は、まだなにも知らない花嫁のグレースが大富豪一家の伝統儀式に参加するまでが描かれており、一族のどこかギスギスした空気感や、その後に待ち受けるなにかを予感させるようなムードが漂った不気味なシークエンス。家族のしきたりに従い、これからおこなうゲームを決めるべく、グレースはカードを一枚引く。そこには“かくれんぼ”と書かれており、夜明けまで逃げ切れば勝ちと告げられるが…。

主演を務めるのは、『スリー・ビルボード』(17)ではペネロープ役を演じ、モデルとしても活躍するサマラ・ウィービング。Netflixのホラーコメディ『ザ・ベビーシッター』(17)では悪魔を崇拝する凶暴なベビーシッターを演じ注目を集めた彼女が、本作では“幸せあふれる花嫁”から“狂気の花嫁”と変化していく主人公グレー ス役を見事に演じている。

さらに、「THE OC」のセス・コーエン役でブレイクしたアダム・ブロディや、「フォー・ウェディング」でゴールデン・グローブ賞にノミネートされたアンディ・マクダウェル、『メッセージ』(16)や『マリッジ・ストーリー』(19)にも出演したマーク・オブライエンなど実力派キャストが集結し、儀式に囚われた富豪一家に扮する。

監督は、ホラー映画界で定評のある映画製作グループ、レイディオ・サイレンスに所属するタイラー・ ジレットとマット・ベティネッリ＝オルピン。
彼らが描くストーリーや世界観にも注目しながら、本編の続きがどうなっていくのかを先行デジタル配信でたしかめてほしい。

文/トライワークス