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中山美穂がエキゾチックなドレスで主演作をPR

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中山美穂がエキゾチックなドレスで主演作をPR

中山美穂の12年ぶりのスクリーン復帰作『サヨナライツカ』(1月23日公開)の完成披露記者会見が、10月27日にマンダリンオリエンタル東京で開催。主演の中山美穂をはじめ、西島秀俊、石田ゆり子、イ・ジェハン監督が登壇。中山美穂はエキゾチックなドレスで登場し、会場をくぎ付けにした。

中山美穂は少し緊張気味に今の心境を語った。「とても緊張してます。子供を授かってからは、生きてるだけで世界と関わっているんだと思うようになりました。この映画を通して、男女の恋愛関係に限らず、大切な人、家族を愛すること、愛というものをとても大きく感じることができました」

原作は、中山の夫で芥川賞作家の辻仁成の同名小説。劇中で彼女が演じるのは、自由奔放で美しく魅惑的なヒロイン・沓子(とうこ)。婚約者がいながらも沓子と激しく愛し合う豊役に西島秀俊、凛として忍耐強い豊の婚約者の光子役に石田ゆり子が扮する。西島は「ふたりの女性のどちらに惹かれましたか?」と質問されて、ドギマギ……。

「両方ってのがいちばんいいです(苦笑)。僕は、豊がふたりの間で揺れ動いた気持ちがよくわかります。僕が豊でも揺れ動いたかと。映画を観ていただいてお客さんに判断してほしいと思います」

また、石田は劇中のふたりをこう分析。「映画の中で沓子さんと光子はまるで全く違うタイプの女性として描かれているように思えますが、女性ならみんな、沓子と光子の両方の部分を少なからず持ってると思います。気持ちの上では表裏一体。でも、出来上がった映画の沓子さんを観て、男の人ならこっち(沓子を選ぶ)だろうと思いました」

中山も石田の意見に同調し、こうコメント。「私も女性は両面を持ってると思います。沓子の場合は、愛をストレートに表現し、ただひたすら愛するという女性なので憧れはあります。でも、光子にも夫を支えている姿とか、強い信念を持ってるところとかには共感します」。おお〜、それって彼女自身と重なってますね。

最後に中山は、映画を力強くアピール。「スケール感のあるとても壮大なラブストーリーに仕上がりました。観終わった後、恋人や家族や大切な人たちと愛について語れるきっかけになればと思います」。

久しぶりに現われた中山美穂は母となり、女優としてもまた輝きを増したよう。イ・ジェハン監督も「日本の女優さんは大変美しいと思いました」と絶賛する。中山ら日本の女優陣の熱演がどうスクリーンに映し出されているか、乞うご期待!【Movie Walker/山崎伸子】

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