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日比谷の街で映画を味わいつくす!「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」がいよいよ開幕

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日比谷の街で映画を味わいつくす!「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」がいよいよ開幕

「HIBIYA CINEMA FESTIVAL(日比谷シネマフェスティバル)」がいよいよ開催!
「HIBIYA CINEMA FESTIVAL(日比谷シネマフェスティバル)」がいよいよ開催!

今年で3回目の開催となる、“様々な視点で映画を楽しむ”映画祭「HIBIYA CINEMA FESTIVAL(日比谷シネマフェスティバル)」が、10月16日(金)から11月8日(日)まで、東京ミッドタウン日比谷にて開催される。

ほかの映画祭とは一線を画し、最新技術と映画の融合や公開前の最新映画とのタイアップといった「デジタル×映画」で好評を博してきた過去2回の「HIBIYA CINEMA FESTIVAL」は、累計約250万人が来場。そして第3回となる今回は“WITH コロナ”の時代に合わせ、安全で快適な上映空間にこだわりながら、映画史を彩る街・日比谷ならではの作品ラインナップを用意し、エンタテインメントのすばらしさを発信していく。

【写真を見る】日本映画の話題作が続々ラインナップ!英語字幕&監督舞台挨拶付きで、いつもと違った楽しみ方も
【写真を見る】日本映画の話題作が続々ラインナップ!英語字幕&監督舞台挨拶付きで、いつもと違った楽しみ方も[c]ENBUゼミナール 

会期前半の目玉企画となるのは、例年実施されている「トロント日本映画祭 in 日比谷」。現在カナダのトロントで開催されている「トロント日本映画祭」で上映される、近年の日本映画の話題作の中から11作品が、トロントと同様全編英語字幕付きで上映。しかも、ほとんどの作品で上映前に監督が登壇し舞台挨拶&トークセッションを行う予定となっている。

そのラインナップは、一昨年社会現象を巻き起こす大ヒットを記録した上田慎一郎監督の『カメラを止めるな!』(17)をはじめ、先日ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(監督賞)を受賞した黒沢清監督がウズベキスタンとの合作に挑んだ前作『旅のおわり 世界のはじまり』(19)、「男はつらいよ」シリーズの50周年を記念して製作された通算50作目『男はつらいよ お帰り 寅さん』(19)など。

往年の名作6作品を大スクリーンで見られるチャンスも!
往年の名作6作品を大スクリーンで見られるチャンスも!Copyright [c]1953 Paramount Pictures Corporation. All Rights Reserved. TM, R & Copyright [c]2003 by Paramount Pictures. All Rights Reserved.

また、おなじく会期前半の日中には、1934年から約半世紀にわたって日比谷の映画文化を支え、日本初のロードショーを実現させた大劇場「日比谷映画劇場」の最終興行企画として1984年に行われた「生まれて半世紀!さよならフェスティバル」で上映された作品を再上映する「日比谷映画劇場 おかえりなさい上映会」を開催。オードリー・ヘップバーン主演の『ローマの休日』(53)をはじめ、『第三の男』(49)や『アラビアのロレンス』(62)といった往年の名作6作品を大スクリーンで観ることができる貴重な機会となっている。

さらに会期後半の10月31日(土)から11月8日までは、同時期に六本木ヒルズを中心に開催される第33回東京国際映画祭の日比谷会場として、屋外上映会が開催。今年も話題作や人気作を中心にしたラインナップに加え、「スーパー戦隊」シリーズなどのファミリー向け作品がラインナップ。家族そろって都心の真ん中のオープンエア空間で、ゆったりと安心して映画を楽しむことができる。

映画雑誌「キネマ旬報」の表紙を彩った女優たちで映画の歴史を振り返る「『キネマ旬報』表紙で振り返る 映画女優展」も開催!
映画雑誌「キネマ旬報」の表紙を彩った女優たちで映画の歴史を振り返る「『キネマ旬報』表紙で振り返る 映画女優展」も開催![c]KINEMA JUNPOSHA 

ほかにも、東京ミッドタウン日比谷と日比谷シャンテ内各所では会期中、創刊101年目を迎えた映画雑誌「キネマ旬報」で50〜60年代に表紙を彩った映画女優たちを振り返るパネル展示「『キネマ旬報』表紙で振り返る 映画女優展」が開催。東京ミッドタウン日比谷館内の各飲食店舗では「昭和レトロ」「令和モダン」の切り口でアレンジした定番喫茶メニューを取り揃えている。

会場では感染症対策が徹底されているが、来場される際には各自マスクの着用など個人での感染症対策もお忘れなく。是非とも日比谷の街に足を運び、ゆったりとリラックスしながら、様々な形で映画を味わい尽くしてみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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