デヴィッド・フィンチャー6年ぶりの新作『Mank/マンク』、話題沸騰中!12月前半のNetflix注目作をチェック|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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コラム 2020/12/5 15:30

デヴィッド・フィンチャー6年ぶりの新作『Mank/マンク』、話題沸騰中!12月前半のNetflix注目作をチェック

おうちで“好きな時に好きなデバイスで観られる”動画配信(VOD)サービスNetflix。映画やドラマ、ドキュメンタリーまで、オリジナルコンテンツを多数そろえた豊富なラインナップの中から、12月前半に配信スタートとなる注目作をご紹介!

映画好きなら必見!名作の裏側を巨匠監督作&ドキュメンタリーで知る

映画好きであれば、作品の中身はもちろん、どのようにして作られたのか?どんな技術が用いられているのか?といった舞台裏の事情も気になるところ。そんなファン心理を満たしてくれるのが、4日より配信中の『Mank/マンク』だ。

デヴィッド・フィンチャー監督にとって6年ぶりの新作映画は、オーソン・ウェルズによる映画史に残る大傑作『市民ケーン』(41)誕生の裏側を扱う伝記ドラマ。ただし、ウェルズではなく、共同脚本として作品に名を連ねた“マンク”ことハーマン・J・マンキーウィッツの視点から、作品完成への苦悩や葛藤が綴られていく。

ゲイリー・オールドマンが演じるマンクのアルコール中毒、映画プロデューサーのルイス・B・メイヤーとの衝突、さらにケーンのモデルとされた新聞王ハーストの圧力など、作品に立ち塞がった様々な困難、1930年代のハリウッドの実態が描かれていく。完璧主義として知られるフィンチャー監督が、グレッグ・トーランドの技法を再現すべくこだわったモノクロの映像も圧巻だ。

『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』など名作の製作秘話が飛び出す「ボクらを作ったクリスマス映画たち」
『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』など名作の製作秘話が飛び出す「ボクらを作ったクリスマス映画たち」Netflixオリジナルコンテンツ「ボクらを作ったクリスマス映画たち」は12月1日(火)から独占配信

1日より配信中されているオリジナルシリーズ「ボクらを作ったクリスマス映画たち」は、映画史に残る大ヒットクリスマス映画を、キャストや制作者のインタビュー、撮影の舞台裏を捉えた映像、リアルな裏話とともに解き明かす新シリーズだ。

ウィル・フェレルが主演を務めた『エルフ 〜サンタの国からやってきた〜』(03)、ティム・バートン監督作『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(93)などのクリスマス映画を取り上げていくこのシリーズ。“「スタジオに出資を募る際に、ウィルを主役に使うなんてイカれてる」と言われた”など、思いがけない裏話が次々と飛び出す。

ちなみに、同じシリーズの「ボクらを作った映画たち」(配信中)では、『ホーム・アローン』(90)や『ダイ・ハード』(88)と、こちらもクリスマス映画を取り上げているので、あわせてチェックしてみてほしい。

思わず心も躍る!作品で描かれる様々なダンスに注目!

【写真を見る】「glee/グリー」のクリエイターによるミュージカル『ザ・プロム』など注目作がめじろ押し!
【写真を見る】「glee/グリー」のクリエイターによるミュージカル『ザ・プロム』など注目作がめじろ押し!Netflixオリジナル映画『ザ・プロム』は12月11日(金)から独占配信

11日(金)から楽しめる『ザ・プロム』は、メリル・ストリープ、ニコール・キッドマン、ジェームズ・コーデンといった豪華キャストが集結したミュージカル。傑作ミュージカルドラマ「glee/グリー」を手がけ、2018年にNetflixと独占契約を結んだあとは「ザ・ポリティシャン」、「ラチェッド」、『ボーイズ・イン・ザ・バンド』などを手がけてきたライアン・マーフィーが監督を務めている。

物語はインディアナの田舎町で、同性の恋人とともにプロムに参加することを禁じられた女子高生の話を聞いた、落ち目のミュージカルスターたちが街に乗り込み、彼女たちの背中を押していくというもの。思わず踊りだしたくなるような華やかなミュージカルシーンはもちろんのこと、LGBTQといったセクシャリティの多様性へのメッセージも込められた現代的な作品だ。

バレー学校での過酷な争いが描かれる「タイニー・プリティ・シングス」
バレー学校での過酷な争いが描かれる「タイニー・プリティ・シングス」Netflixオリジナルドラマ「タイニー・プリティ・シングス」は12月14日(月)から独占配信

また、名門バレエ学校を舞台に栄光か転落かを懸け奮闘する若者たちを描く新シリーズで、14日(月)から配信が始まるのが「タイニー・プリティ・シングス」。スター生徒を不幸が襲い、後釜として入学を許可された女子学生を、嘘や裏切り、競争が待ち受けており…という熾烈な青春が描かれる本作。バレエダンサーを演じる次世代ブレイク必至の若手キャストたちにも注目しておきたい。

ブレイクダンスを題材としたフランス映画『ブレイク 〜新しい私〜』
ブレイクダンスを題材としたフランス映画『ブレイク 〜新しい私〜』Netflixオリジナル映画『ブレイク 〜新しい私〜』は12月3日(木)から独占配信

さらに、3日から配信中の『ブレイク 〜新しい私〜』は、フランス発のヒューマンドラマ。転落事故に見舞われた主人公が、ダンサーとしての夢をあきらめかけていたところ、元ダンサーの男性と出会い、“ブレイクダンス”の世界に魅了されていくという内容だ。優雅なものからパワフルなものまで、身体を使った表現には痺れること間違いなし!三者三様のダンスを見比べてみてもおもしろいかもしれない。

山崎賢人&土屋太鳳W主演作などアジア各国の注目シリーズも

山崎賢人と土屋太鳳がW主演を務める話題作「今際の国のアリス」
山崎賢人と土屋太鳳がW主演を務める話題作「今際の国のアリス」Netflixオリジナルドラマ「今際の国のアリス」は12月10日(木)から独占配信

アジアの気になる作品も多数ラインナップされている12月。なかでも注目は、10日(木)からスタートとなる「今際の国のアリス」だ。麻生羽呂の人気コミックを、『アイアムアヒーロー』(15)や『キングダム』(19)など漫画の実写化で結果を残してきた佐藤信介監督が映像化。W主演として山崎賢人と土屋太鳳がキャスティングされている。

物語は、人生に生きがいや夢を見いだせずに惰性で過ごしてきたアリス(山崎)と、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギ(土屋)が、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で互いに協力しながら、理不尽な“げぇむ”に挑むというもの。予告を見る限りでも、ドラマシリーズとは思えない、映画さながらの壮大な世界観が描かれており、スリリングな物語を盛り上げてくれることだろう。

国家VS詐欺師集団の戦いを描くドラマ「プライバシー戦争」には社会派な面も盛り込まれている
国家VS詐欺師集団の戦いを描くドラマ「プライバシー戦争」には社会派な面も盛り込まれているNetflixオリジナルドラマ「プライバシー戦争」は12月3日(木)から独占配信

ピアノ塾を舞台にした韓国産のラブコメドラマ「ドドソソララソ」
ピアノ塾を舞台にした韓国産のラブコメドラマ「ドドソソララソ」Netflixオリジナルドラマ「ドドソソララソ」は12月3日(木)から独占配信

3日からは、韓国から2つのドラマシリーズが配信開始。少女時代のソヒョンも出演している「プライバシー戦争」は、欲に目が眩んだ企業と国家による監視計画を暴こうと詐欺師たちが奮闘するという社会派のドラマ。一方、「ドドソソララソ」は、​Ara、イ・ジェウクが共演するラブコメディ。田舎町のピアノ塾で出会った、それぞれ心に傷を抱えたピアニストの女性とフリーターの青年が織りなす恋愛模様が描かれる。

人気ゲームを原作とし、昨年には映画化もされた台湾産ホラー「返校」
人気ゲームを原作とし、昨年には映画化もされた台湾産ホラー「返校」Netflixオリジナルドラマ「返校」は12月5日(土)から独占配信

本日5日からは、台湾の人気ゲームホラーゲームを映像化した「返校」がスタート。1990年代、山奥の学校に転向してた女子学生が立ち入り禁止の場所に入ると、そこで亡霊となった学生と出会い、過去の惨劇の秘密を知ることに…。2019年には映画化もされている注目の1本だ。

再び外出がはばかられるようなご時世になっているだけに、巨匠の作品からアジアのドラマまで、今月もバリエーション豊富なNetflixをお供に、家で過ごしてはいかがだろうか。

文/サンクレイオ翼

※山崎賢人の「崎」は立つ崎が正式表記

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