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イベント 2020/11/29 21:28

福山雅治「貪欲に仕事をしていきたい」50代を迎えて嫉妬心もパワーに!TAMA映画賞最優秀男優賞を受賞

福山雅治、ますますパワフル!
福山雅治、ますますパワフル!

映画ファンの祭典「第30回映画祭 TAMA CINEMA FORUM」にて「第12回TAMA映画賞」の授賞式が11月29日に府中の森芸術劇場 どりーむホールで開催され、最優秀男優賞を受賞した福山雅治が登壇。『ラストレター』で自身の演じる役柄の高校生時代を演じた神木隆之介について触れ、「神木くんと僕とでいただけた賞、作りあげた役柄だと思っている。神木くんにもなにかおごります(笑)」と感謝。50代を迎えたいま「嫉妬しながらやっていくのが、ものづくりの人の習性なのかな」と嫉妬心もパワーにしている様子で、「今後も貪欲に仕事をしていきたい」と意欲をみなぎらせた。

「第12回TAMA映画賞」の授賞式が行われた
「第12回TAMA映画賞」の授賞式が行われた

「TAMA映画賞」は、明日への元気を与えてくれる、夢をみせてくれる活力溢れる“いきのいい”作品、監督、俳優を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するもの。2019年10月から2020年9月に一般劇場で公開された作品及び監督、キャスト、スタッフが対象となる。

森七菜は最優秀新進女優賞を受賞した
森七菜は最優秀新進女優賞を受賞した

『ラストレター』『マチネの終わりに』での演技が観客の心に残り、今回の受賞となった福山。「こういった賞をいただくのはずいぶん久しぶり。本当にうれしいです」と口火を切り、「この重みを感じがながら、晩酌するのを楽しみにしています」とトロフィーを見つめて喜びを噛み締めていた。

『ラストレター』は、岩井俊二監督がメガホンを取り、手紙の行き違いから始まった2つの世代の男女の恋愛模様と、それぞれの心の再生と成長を描く人間ドラマ。二人で一つの役を演じた神木について、福山は「彼は技術力が高く、緻密な俳優」と大絶賛。「彼から『こういうアプローチはどうですか』とプレゼンテーションを受けた。神木くんの方が緻密な役作りをしていた」と称えていた。

トロフィーを胸に笑顔を見せた
トロフィーを胸に笑顔を見せた

さらに「映画やテレビを観て、嫉妬したり、うらやましいと思ったりすることもある」と告白するひと幕も。「いい作品、いいお芝居を見たり、いい音楽を聞いたりすると、“やられたな”って思ったり。“やられたな”って言うと、“どの口が言っているんだ、お前はどれほどのものだと思っているんだ”と自分へのツッコミも始まりますが…」と正直な胸の内を吐露しつつ、「嫉妬しながらやっていくのが、ものづくりの人の習性なのかな」と語る。

51歳となった福山だが、「お呼びいただける作品を、ずっと待っています。これからもどんな役でも頑張って演じていきたい」と希望するなど、意欲満面。「50歳になり、(音楽デビュー)30周年を迎えると、もう少し余裕な気持ちでオファーを待ったりするものなのかと思っていたら、そうはなっていない。今後も貪欲に仕事をしていきたい」とさらなる高みを目指し、「映画界の皆さんも“この役に福山、いいな”と思ったら、事務所までお問い合わせください」とニヤリ。会場を大いに盛り上げていた。

【第12回TAMA映画賞受賞結果一覧】
■最優秀作品賞:『海辺の映画館-キネマの玉手箱』(大林宣彦監督、及びスタッフ・キャスト一同)、『ラストレター』(岩井俊二監督、及びスタッフ・キャスト一同)

■特別賞:『アルプススタンドのはしの方』(城定秀夫監督、及びスタッフ・キャスト一同)、『音楽』(岩井澤健治監督、及びスタッフ・キャスト一同)

■最優秀男優賞:福山雅治(『ラストレター』『マチネの終わりに』)、濱田岳(『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』『決算!忠臣蔵』『ヒキタさん! ご懐妊ですよ』)

■最優秀女優賞:水川あさみ(『喜劇 愛妻物語』『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』『ミッドナイトスワン』)、長澤まさみ(『MOTHER マザー』『コンフィデンスマンJP プリンセス編』)

■最優秀新進監督賞:HIKARI(『37セカンズ』)、ふくだももこ(『君が世界のはじまり』)

■最優秀新進男優賞:宮沢氷魚(『his』)、北村匠海(『サヨナラまでの30分』『思い、思われ、ふり、ふられ』『影踏み』『ぼくらの7日間戦争』『思い、思われ、ふり、ふられ(アニメ版)』)

■最優秀新進女優賞:松本穂香(『君が世界のはじまり』『わたしは光をにぎっている』『酔うと化け物になる父がつらい』『his』『青くて痛くて脆い』)、森七菜(『ラストレター』『青くて痛くて脆い』『地獄少女』『最初の晩餐』)

取材・文/成田 おり枝

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