上白石萌歌の“今年の漢字”は「成」!コロナ太りの中村勘九郎は「太」と笑顔|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
上白石萌歌の“今年の漢字”は「成」!コロナ太りの中村勘九郎は「太」と笑顔

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上白石萌歌の“今年の漢字”は「成」!コロナ太りの中村勘九郎は「太」と笑顔

人気アニメ「ポケットモンスター」の劇場版23作目『劇場版ポケットモンスター ココ』の公開記念舞台挨拶が12月26日に行われ、上白石萌歌、中村勘九郎、山寺宏一、中川翔子、岡崎体育、矢嶋哲生監督が登壇。それぞれが「今年の漢字」を発表した。

『劇場版ポケットモンスター ココ』の公開記念舞台挨拶が開催された
『劇場版ポケットモンスター ココ』の公開記念舞台挨拶が開催された

本作は森を舞台に、人間の少年のココと、ココを育てたポケモンのザルードの親子の愛を描く“絆の物語”。ココ役を上白石、森でココを見つけ育てた幻のポケモン、ザルードを勘九郎が演じる。上白石、勘九郎、山寺、中川は、自分の演じたキャラクターに沿った衣装で登場した。

息ぴったり!
息ぴったり!

本作で親子の愛を表現した上白石と勘九郎。上白石は劇中のココとザルードの関係性が、鹿児島から上京してくる際の自身と家族と重なって見えて感情移入できたといい、勘九郎も「僕も劇中のザルードのように、カッコよく子どもの背中を押したいと思います」と告白。「そのためには自分が輝き続けないといけないなと思うので、子どもたちにカッコいい背中を見せたいです」と演じた役柄から刺激を受けたことを明かしていた。

またこの日は、激動の2020年となった今年1年を振り返りそれぞれの「今年の漢字」を発表した。「成」とのフリップを掲げた上白石は、「今年私が成人の歳だったということもあるんですが、今年は本当にいろいろなことがあって、大変な思いをされた方もたくさんいらしたと思うんですが、私自身多くのことを成し遂げられたと年でした」とコメント。「皆さんの健康や存在があってこそ、成り立つこともたくさんあったな…とも思ったので、3つの意味での“成”という漢字にさせていただきました」と語った。

勘九郎は「太」と回答。「昨年、大河ドラマでマラソンランナーの役をやりまして、糖質制限ダイエットというものをしていたんです。撮影が終わった後、糖質をたらふく摂るようになったら、大リバウンドしてさらにコロナ太りで10キロ太りました!」とにっこり。「太ったおかげでザルードのような太い声が出せるようになったのでよかったかな?とは思っています」と前向きに捉えていた。

声優の仕事が大好きと語った山寺宏一
声優の仕事が大好きと語った山寺宏一

山寺は「学」との漢字を選び、コロナ禍で「アニメの仕事を2か月くらいほとんど全部ストップしていたんです」と打ち明け、再開した時に『声優の仕事って本当に楽しいな。僕は本当にこの仕事が好きでやっているんだな』と改めて学んだ」という。本作で山寺と一緒にアフレコができたという中川は、「貴重な瞬間たちにたくさん気づけた」とのことで「貴」との漢字を。

岡崎は「炊」と掲げ、「昨年から東京で一人暮らしを始めて、自分が30歳になって初めてようやく自立するようになって自炊もするようになったのということがまず一つです。あとは、関西でお風呂の浴槽に湯を張ることを『お湯を焚(た)く』というのですが、今回のエンディングテーマ『おかえりとただいま』という曲は、ほとんど浴槽の中で考えたんです。お風呂にゆっくりとつかる時間をすごく大切にしていきたいなと思いました」と制作秘話を語っていた。

文/成田 おり枝

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