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映画ニュース 2021/1/1 10:00

元日は役所広司の誕生日!『すばらしき世界』劇中ビジュアル公開でお祝い!

役所広司を主演に迎え、直木賞作家、『ゆれる』(06)、『永い言い訳』(16)の西川美和監督がキャリア初となる原案小説を映画化した『すばらしき世界』(2月11日公開)。主人公の三上正夫を演じた役所は、1月1日に満65歳の誕生日を迎えた。このたび、役所の誕生日をお祝いして、三上のさまざまな姿が堪能できる場面写真が一挙公開された。

裁判で検察側の質問を受ける三上
裁判で検察側の質問を受ける三上[c] 佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

東京の下町の片隅で暮らす三上は、見た目は強面。カッと頭に血がのぼりやすい性格だが、真っ直ぐなくらい優しく、困っている人を放っておけない男である。しかし人生の大半を刑務所で過ごした元殺人犯で、「今度こそ堅気!」という決意を胸に13年ぶりに刑務所の外に戻ってきた。

受刑者の個人台帳「身分帳」に貼られた三上の写真
受刑者の個人台帳「身分帳」に貼られた三上の写真[c] 佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会


公開されたビジュアルは、かつて裁判を受ける三上、収監前の経歴とともに身分帳に貼られた写真の三上の姿が確認できる。さらに、収監中に刑期をまっとうする三上の姿や、刑務所で培ったミシンの技術を披露したり、自動車免許の再取得を目指す様子など、出所後に更生へ奮闘する姿が切り取られている。

その一方で、チンピラに睨みを利かせ一発触発の不穏な場面からは、三上の人生の再出発が一筋縄ではいかない様子がうかがえる。

出所後、自動車免許の再取得に励む三上
出所後、自動車免許の再取得に励む三上[c] 佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

社会のレールから外れながらも、何とかまっとうに生きようと悪戦苦闘する三上の姿に称賛が集まり、第56回シカゴ国際映画祭にて観客賞、役所が今村昌平監督作『赤い橋の下のぬるい水』(01)以来、自身2度目となる最優秀演技賞を受賞するなど快挙を達成した本作。三上というキャラクターについて役所は「彼は幼い時に学校で言われた『小さな親切をしましょう!』という教えをただ守っている」と語っている。

睨みは健在!チンピラに遭遇する三上
睨みは健在!チンピラに遭遇する三上[c] 佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会

私たちが生きる今の時代は“すばらしき世界”なのか?心機一転、決意を新たに、人生を歩もうとする三上正夫の姿に勇気づけられる本作は、今年、観るべき映画の1本として心に留めておきたい。

文/タナカシノブ

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