『花束みたいな恋をした』菅田将暉&有村架純が笑顔で登壇「過去のいろんなものがほじくられるような、こそばゆくも愛しい作品」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
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イベント 2021/1/12 16:24

『花束みたいな恋をした』菅田将暉&有村架純が笑顔で登壇「過去のいろんなものがほじくられるような、こそばゆくも愛しい作品」

菅田将暉と有村架純がW主演を務める『花束みたいな恋をした』(1月29日公開)の完成報告イベントが1月12日に都内で開催され、菅田と有村、土井裕泰監督が登壇。同い年で『何者』(16)以来ずっと共演を望んでいたという2人が、今回の共演は「一番いいタイミングで、いい作品でできた」と語るなど、お互いへの想いを明かした。

アフロヘア―で登場した菅田将暉
アフロヘア―で登場した菅田将暉

テレビドラマ「東京ラブストーリー」から「それでも、生きてゆく」「最高の離婚」「カルテット」など、数々の人気ドラマを生みだしてきた脚本家、坂元裕二による初の映画オリジナルラブストーリーとなる本作。終電を逃したことから偶然に出会った2人の“5年間の恋”が描かれる。

緊急事態宣言下でのイベントとなったこの日。菅田は「こんな状況のなか、表舞台でご挨拶させていただけることを感謝しています」と冒頭で挨拶。有村も「本当に無事に公開できるということがこんなに有難いことなんだなと、ひしひしと感じています」と笑顔を見せた。

【写真を見る】有村架純、胸元のシースルー部分に花があしらわれた白ブラウスが本作らしい装い
【写真を見る】有村架純、胸元のシースルー部分に花があしらわれた白ブラウスが本作らしい装い

『何者』(16)でも共演し、同い年の2人だが、お互いについて聞かれると菅田は「ずっと一緒にやりたいなといろんなところで会うたびに話していたものの、実現しなかったんですけど、今回一番いいタイミングで、いい作品でできたのかなって思います」と胸の内を吐露。また「有村さん、蓋をあけたらド関西人なので(笑)。僕も関西人ですけど、自分自身あんまり関西弁でべらべらしゃべることないですし、しかも同い年じゃないとそうならないので、その感じが新鮮でしたね」とも。いっぽう有村は「貴重な同じ年の役者さんですし、こうして同じ舞台でお芝居できるのは本当にうれしく思いました。『何者』から4年くらい経って、いろんな経験をしながら再会できた部分があったので、おこがましいかもしれないけど“同志”みたいな。撮影中もそう感じられたので、すごく心強かった」と明かした。

『花束みたいな恋をした』完成報告イベントでの菅田将暉
『花束みたいな恋をした』完成報告イベントでの菅田将暉

またドラマ「カルテット」ほか、坂元裕二作品を担当している土井監督は、今回、映画で初タッグとなった。「一つ一つの場面にウソがないように、日記のように積み重ねていけば、普遍的なラブストーリーになるのではと思ってやっていました」と1年前の撮影を回顧。さらに完成した本作の試写で「30代以上の男性が泣きながら出てきて、過去の話をしだすんですよ」と明かし、「みんな過去の自分の恋愛話をし始めるんです(笑)」と、本作ならではのエピソードも披露した。

続いて“ドキッとしたシーン”を問われた菅田は「信号待ちでキスする時の有村さんの『こういうコミュニケーションは頻繁にしたいほうです』というセリフ。あれは名言。あれは言われてみたいですよね」と語ると、「私もあそこのシーンです」と有村も同意。「信号待ちってこういう風に使うことあるんだなって(笑)」と茶目っ気たっぷりにコメントし、笑いを誘った。

“花束占い”で、菅田が有村に贈った「オレンジのラナンキュラス」
“花束占い”で、菅田が有村に贈った「オレンジのラナンキュラス」

さらに本作のタイトルにちなんで、菅田と有村が互いに贈りたい花束を選ぶ“花束占い”を実施。有村に“オレンジのラナンキュラス”を選んだ菅田は、有村は「とても信頼している存在」という占い結果に。この結果に有村も「うれしいですよね、こういう作品を作った仲ですから」と二コリ。続いて菅田に“紫色のヒヤシンス”を選んだ有村は、菅田を「励ましたい!」と思っているという診断に。すると菅田は「確かに会うたびに励ましてくれるかも。姉ちゃんかも」としっくりときた様子。有村も「しっかりしている人ほど心配になりますよね。ちゃんと『疲れた』とか言ってるかなとか…」とその優しさを見せ、菅田も「確かにそういう感じ、いつも」と納得。そんな2人について土井監督も「いまのやり取りを見ていても、関係性というか、一緒にいるととっても自然でいられるのかな」とその仲の良さに太鼓判を押していた。

自然体で息の合った様子を見せていた菅田将暉と有村架純
自然体で息の合った様子を見せていた菅田将暉と有村架純

イベントの最後には「(本作を)観る方、恋愛経験のある方、きっとみんな過去のいろんなものがほじくられるような、こそばゆくも愛しい作品になっていると思います。温まってください」と菅田がメッセージ。有村も「恋愛の醍醐味ってこうだよなっていうのがたくさん詰まっている。観おわったあとに、皆さまのまぶしい記憶に想いをはせて、ちょっと口角をあげて帰っていただけたら」と呼びかけた。

取材・文/富塚沙羅

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