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御年94歳と99歳のエリザベス女王夫妻、コロナワクチン接種で絶賛と安堵の声

セレブリティ

御年94歳と99歳のエリザベス女王夫妻、コロナワクチン接種で絶賛と安堵の声

エリザベス女王(94)とフィリップ王配(99)が、1月9日に新型コロナウイルスのワクチンを接種したことがわかった。

バッキンガム宮殿が公式に明らかにしたもので、現在エリザベス女王夫妻が暮らすウィンザー城に常駐する医師が接種を行ったという。英国では、12月から、医療従事者や高齢者などを優先的に、5月までに50歳以上について段階的にワクチンの接種を行う計画で、現在230万人近い人々がワクチンの接種を受けている。2人は一般人に適応される優先順位にのっとって接種を行ったというが、どの製薬会社のものを使用したのかは明らかにされていない。

関係筋の情報として「USA TODAY」などが明らかにしたところによれば、「エリザベス女王は、さまざまな憶測を避けるために接種を公表したいという意思を示した」そう。

またクリスマス期間の人の移動や集まりに加えて、変異種の存在で感染爆発が止まらない状況を鑑み、「エリザベス女王は、春のガーデンパーティを中止しましたが、昨年は断念した、毎年6月に行われる恒例のエリザベス女王の誕生日パレード『トゥルーピング・ザ・カラー』を機に、イベントを復活させたいと考えています。春までに何とか収束の目処が立たなければ実現は不可能なので、そのためには自分も率先してワクチンを接種し、コロナ感染を終息させたいという強い願いと意志が込められている」という。

ワクチン接種には副反応の危険が伴い、すでにアレルギー症状などの症例も出ているが、米国では歴代大統領がワクチン接種の意向を表明、バイデン次期大統領やペンス副大統領らがすすんでワクチンを接種し問題は起きていない。しかし最年長のバイデン次期大統領でも78歳とあって、94歳と99歳のエリザベス女王夫妻のワクチン接種には心配の声もあがっていたが、とりあえず現在問題はない様子。長期的な副作用はわからないが、エリザベス女王のリーダーシップと勇断が多くの英国民に、勇気と希望を与えて絶賛されている一方で、これまでコロナをあまり問題視してこなかった人々や、自分とは無関係とばかりにパーティ三昧の若者たちにどこまで響くのかは、残念ながら微妙だ。

文/JUNKO

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