山崎紘菜、『映画モンスターハンター』MX4D版に驚嘆!「本当にモンスターと戦っているみたい」|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
山崎紘菜、『映画モンスターハンター』MX4D版に驚嘆!「本当にモンスターと戦っているみたい」

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山崎紘菜、『映画モンスターハンター』MX4D版に驚嘆!「本当にモンスターと戦っているみたい」

「バイオハザード」シリーズに続き、日本発の大ヒットゲームシリーズをミラ・ジョヴォヴィッチ主演、ポール・W・S・アンダーソン監督のタッグで実写映画化した『映画モンスターハンター』(3月26日公開)のMX4D上映会が、2月24日に開催。本作で受付嬢役を演じてハリウッドデビューを果たした山崎紘菜が、MX4Dで映画を鑑賞したあと、合同取材に答えてくれた。

異世界からやってきたアルテミス(ジョヴォヴィッチ)が、ハンター(トニー・ジャー)と出会い、共に巨大モンスターに立ち向かっていく本作。怒涛のように展開されるアクションに連動して、シートが揺れたり、振動したりするのを体感した山崎は「まさにMX4D向きの作品ですね」と大興奮していた。

MX4Dの映像に大興奮したという山崎
MX4Dの映像に大興奮したという山崎

すでに映画を観賞済みの山崎だったが、MX4Dでの鑑賞は今日が初めてとなった。
「まったく別の作品かと思えるほど、より没入感が感じられ、アトラクションに乗っているような気分でした。まるで自分が本当にモンスターと戦っているような感じになれます。モンスターの角で人が刺されるシーンもありますが、実際に自分の背中にも衝撃があり、『わ!いま私、刺された!?』と思えたくらいリアルでした」。

本作で、待望のハリウッド進出を果たした山崎だが「エンドロールに自分の名前が載っているのを見ても、いまだに実感が湧かないです」と夢見心地のようだが「2018年に撮影し、あれから3年経ちましたが、キャストやスタッフの方々の名前を見て、思い出が蘇りました」とうれしそうに話す。


【写真を見る】山崎紘菜、受付嬢のコスチューム姿がキュート!
【写真を見る】山崎紘菜、受付嬢のコスチューム姿がキュート![c]CONSTANTIN FILM Produktion Services GmbH

山崎は、女優になる前から「バイオハザード」シリーズの大ファンだったそう。
「まさかミラやアンダーソン監督とご一緒できて、生でミラのアクションが見られるなんて!小さい頃の自分に教えてあげたいくらい、自分にとっては劇的なできごとでした」と喜びをかみしめる。

ロケはケープタウンで行われたそうで「昼は温かいけど、夜はダウンジャケットを着込むくらい寒かったんです。私が演じる受付嬢のコスチュームは、首までしっかりとあるモコモコした衣装でしたが、ミラは肌の露出が多い衣装だったので、『温かそうでいいわね』と言われていました(笑)」とミラとの思い出も語った。

山崎はトニー・ジャーとのアクションシーンが多かったが、「トニーはすごく優しかったです」と笑顔を見せる。
「1カットが終わりOKが出るたびに、トニーはハイタッチとハグをしてくれるんです。また、タイで『上を向いて歩こう』が大ヒットしたそうで、私に会うと毎回歌ってくれましたが、ミラやスタッフの方はポカンとしていました(笑)。同じアジアのルーツを持つということからか、カオマンガイをくれたりもしました。アジア食が恋しくなっていたのでうれしかったです」。

ハンター役にトニー・ジャー
ハンター役にトニー・ジャー[c]CONSTANTIN FILM Produktion Services GmbH

ゲームファンに向けての見どころについては「アンダーソン監督がものすごいコアなゲームファンだったそうで、10年以上前から実写化したいと熱望されていたそうです。だから冒頭で船のシーンから始まるところや肉を焼くシーンなど、ゲームファンにとってはたまらないポイントがめちゃくちゃあると思います」とアピール。

山崎は、ヒロインを務めた『ブレイブ ‐群青戦記‐』(3月12日公開)でもド派手なアクションにトライしているが、「撮影期間はバラバラでしたが、図らずしも3月にこの2作が一気に公開されることになりまして、すごくありがたいです」と語る。

山崎を演出するポール・W・S・アンダーソン監督
山崎を演出するポール・W・S・アンダーソン監督[c]CONSTANTIN FILM Produktion Services GmbH

また、『映画モンスターハンター』については、アンダーソン監督の言葉がとても心に響いたようだ。
「いまコロナ禍で、世界が分断されそうになっている時だからこそ、異なる種族や文化を超えて協力し合うことが大事だと、監督がおっしゃっていました。撮影時は、まさかこんな世界になるとは思ってなかったし、あのころから考えたらまさに“ニューワールド”ですが、いまの状況にも通ずるメッセージがあると思うので、ぜひ映画を観てほしいです」。

取材・文/山崎伸子

※記事初出時、事実と異なる記述がありましたことを訂正してお詫びいたします。

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